2024.06.17

東京メトロの地下鉄延伸事業が本格始動

皆様こんにちは。

本日は5月17日(金)の日本経済新聞の記事から下記の記事をご紹介させていただきます。

※日本経済新聞 2024(令和6年)5月17日(金) より一部抜粋

東京メトロ有楽町・南北線、延伸決定 臨海部アクセス改善

東京メトロの地下鉄延伸事業が本格始動する。

東京都臨海部で地下鉄の整備事業が動き出す。都の審議会は17日、東京メトロの有楽町線と南北線の延伸について都市計画を承認した。2030年代半ばの開業を目指す。都心と臨海部や羽田空港を結ぶアクセスを改善し、築地市場跡地の再開発などとの相乗効果で、国際競争力を底上げする。

有楽町線と南北線の延伸を巡っては、国土交通省の交通政策審議会が21年度に「早期の事業化を図るべきだ」と答申した。東京メトロは22年に国交相から事業許可を受けた。大きな手続きとしては、大規模開発を適切に進めるために必要となる都市計画の決定が残っていた。
都の都市計画審議会が承認したことで、東京メトロは1年以内の着工を目指す。都内の地下鉄では08年に開業した副都心線以来の大型事業が本格的に動き出す。
有楽町線の延伸は豊洲―住吉間でマンション開発が進む臨海部と東京スカイツリーなど観光拠点の集まる都内東部をつなぐ。
南北線は白金高輪駅から延伸して品川駅と結ぶ。羽田空港との結節点となる品川駅と六本木など都心部を移動しやすくする。
 
地下鉄2線の延伸で期待されるのが、東京の国際競争力の底上げだ。明治大学の市川宏雄名誉教授(都市政策)は「両線の延伸で羽田から都心や臨海部への接続が強化され、海外から人を呼び込みやすくなる」と話す。
臨海部のアクセスが向上すれば、世界規模のイベント誘致がより進めやすくなる。有明地区には東京ビッグサイトがある。中央区の築地市場跡地では、三井不動産を中心とする企業連合が多目的スタジアムやMICE(国際会議や展示会)施設を32年度までに整備する。
都は東京駅を起点に銀座や築地、豊洲市場などを経由し、東京ビッグサイトまでを結ぶ新線「臨海地下鉄」構想も進めている。40年までの開業を目指す。
臨海地下鉄は、都などが出資する第三セクター「東京臨海高速鉄道」(東京・江東)の運行を想定する。羽田空港への乗り入れ計画がある同社の「りんかい線」との接続が検討されている。
 
鉄道網の拡充は住民の交通需要を満たす狙いもある。都の推計によると、中央、港、江東の3区合計の人口は増加傾向が当面続く。
森記念財団都市戦略研究所の「世界の都市総合力ランキング2023」で東京は総合3位だが、交通・アクセスは8位だった。都内を移動しやすくし、国内外から観光客やビジネス客を呼び込む。都市間の国際競争を勝ち抜く。

いかがでしたでしょうか?

都内では、報道にもありました品川地下鉄(白金高輪―品川)、有楽町線延伸(豊洲―住吉)といった新路線計画や、東京駅・八重洲エリア、渋谷駅・新宿駅周辺の再開発や、数多くの再開発が進められています。

再開発によってさらに魅力のある街づくりが行われ、新路線によって利便性の向上が期待できますので、今後が非常に楽しみではないでしょうか。

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