≪人生100年時代≫長生きになって、どんな対策が必要なのか
人生100年時代本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
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興味深い記事がございましたので、ご紹介致します。
人生100年年金活用を再考
繰り下げ・厚年加入カギ
(2018年1月6日 日本経済新聞)
長寿化が進み「人生100年時代」が現実味を帯びている。
安心して老後を過ごすには、終身で受給できる公的年金を最大限に活用することが重要だ。
年金を増額できる受給開始年齢の繰り下げや厚生年金への長期加入などがカギとなる。
何歳まで生きる前提で老後資金を準備するか。
平均寿命(男性81歳、女性87歳、2016年時点)で考えると資金が尽きるリスクが高い。
平均寿命は0歳児があと何年生きるかを表す数値。
死亡率の高い幼児期を過ぎた大人は平均ではもっと長く生きる。
実際、男女とも平均寿命より3歳上(男84、女90)まで、2人に1人が生きている。
長寿化がさらに進むことを考え合わせると、老後資金は「4人に1人が生き残る年齢」くらいを目安にして備えたい。
男性は93歳、女性は98歳だ。100歳をにらんだ資金計画が求められる。
最近は保険会社で、長生きするほど有利になる終身型「トンチン年金」が人気だ。
代表的な商品でみると、男性が50歳で加入して20年間に払う保険料は計1200万円。
70歳から約60万円を受け取るので、90歳まで生きれば元をとれる。
夫が会社員のパート主婦の働き方でも長寿化がカギだ。
16年10月から、従業員500人超の会社で週20時間以上働き、月収が8万8千円、年収換算で「約106万円」以上といった条件を満たすと、厚生年金に加入し、自分で厚生年金保険料などを負担することになった。
それを避けるため働き方を調整する人も多い。
「106万円の壁」だ。
老後資金の確保がより切実なのは自営業者だ。基礎年金しかなく、保険料を40年間納めた場合でも、夫婦合わせて月額約13万円だ。
実際には満額納付していない人が多く、平均受給額は一人約5万1000円だ。
満額に達していない場合、基礎年金は60歳以降も5年間は任意加入が可能だ。
17年度の保険料で計算すると5年分の納付額は約99万円。65歳以降、年約9万7000円増えるので、75歳で納付分を取り戻せる。
厚生労働省は公的年金の今後百年の財政検証を14年にまとめた。
ニッセイ基礎研究所の中嶋邦夫主任研究員は「現役世代の手取りと比べた所得代替率は大幅に低下するが、受給額そのものは物価考慮後でもあまり減らない」と指摘する。
小野氏は「公的年金を軽視する人が多いが、終身受給でインフレにもある程度対応できるのは老後の大きな支え。最大限に活用すべきだ」と指摘する。
(引用終わり)
いかがでしたでしょうか。
最近では、人生100年時代とよく言われていますが
自身が何歳まで生きるのかがわからないので、どのように対策をすればよいかと悩まれている方が多くいらっしゃいます。
記事では、年金への加入が対策として挙げられていますが、物価上昇のリスクや現金が目減りするリスクを考えれば安心できるのでしょうか。
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ご参考にして頂けましたら幸いです。