2018.01.30

インフレ目標、ようやく近づく

皆様、こんにちは。
如何お過ごしでしょうか。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

今回は『インフレ』について日経新聞に掲載された記事をご紹介しながら
お話しさせて頂きたいと思います。

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以下 平成30年1月27日(土) 日経新聞より抜粋

■日銀黒田総裁、「インフレ目標、ようやく近づく」

世界経済フォーラムの年次総会(ダボス会議)が4日の日程を終え、26日に閉幕した。
最終日の世界経済に関する討論に参加した日本銀行の黒田東彦総裁は、日銀が掲げる2%の物価上昇目標に「ようやく近づいている」と発言。
市場では日銀が金融緩和政策の正常化に動くとの思惑が広がった。

黒田氏は日本経済が今後も緩やかな拡大を続けるとの見方を示した。
そのうえで「給与が上がり、一部の価格の上昇がすでに始まっている兆候がある」と指摘。
中長期のインフレ期待が高まっていることなども根拠に挙げ、2%の目標達成への自信を示した。

「日本ではデフレが長く続いており、家計や企業の(物価や賃金は上がらないという)考えを消し去るのは容易ではない」とも発言。
今後も目標達成に向けて金融緩和を粘り強く続けると話した。

以上、抜粋。

如何でしょうか。

景気回復の兆しは強まっているということで
ここ最近のニュースや新聞では賃金の底上げや各企業の業績好調という見出しが多く目に入ってくるような気もします。

しかしその一方で、身近な商品の値上がりも次々に起きているのも事実です。

給料は上がる

モノの値段も上がっている

生活水準が上がらない…!!

というように実は、これこそがインフレという現象です。

物価の上昇に伴い貨幣価値が目減りしてしまうので
お給料を多くもらっていても現金の価値が下がっているため

「給料上がった!!欲しかったあれを買う…あれ?高い…買えない…」と

お給料が上がったからと言って、その分を多く使える事にはならないのです。

日本経済は、バブル崩壊後の長期低迷期にデフレ状態が続いていたため、
インフレとは無縁の経済になってしまったような錯覚に陥っている人も多いようです。

しかし、冷静に考えると、
インフレへの備えを欠いている状態は相当危険なものだと思われます。

黙って銀行に預金しているだけでは、インフレで預金が目減りしてしまうかも知れません。

今こうした市場の動きから現金の価値を目減りさせないよう、様々な方々がこのインフレ対策に動き出しているのもまた事実です。

皆様もこれを機にインフレ対策について考えてみてはいかがでしょうか?

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