日銀があたえるインパクト
ご存知の方も多いのではないでしょうか?
6月8日のことですが、不動産株が軒並み急落する場面がありました。
ある有名ニュースサイトに日銀の金融政策の記事が掲載されたのです。
その記事は、すごく簡単に言ってしまうと
「これまで異次元の金融緩和を続けてきた日銀、そろそろ出口を考え始めたかもよ」
という内容のものでした。
たったこれだけです。
内容としては「決定」でもなんでもなく「考え始めたよ」の程度の記事です。
でも、たったこれだけの記事が、不動産株を急落させました。
それだけ、日銀があたえるインパクトは大きいということです。
次に日銀の金融政策が不動産に影響する理由をお伝えさせて頂きます。
今日銀が行っている金融政策をものすごく簡単に覚えるとしたら『市場に出回っている国債を買ってお金の量を増やす』です。
市場に出回っている国債を買うと、国債の価格は上がりますよね?
表現としては上がるというより、下がらないという方が正しいと思いますけど。
そして国債の価格と金利は連動しています。
これも簡単に、国債の価格が上がると金利が下がる
国債の価格が下がると金利が上がる
と覚えておいていいと思います。
ここ数年、金利はグッと下がってきていますよね?
下がり切った金利は今も超低空飛行を続けています。
この金利の低下、そして金利が今も低いままなのは日銀のおかげなんです。
金利1%の違いは、5,000万円の借入金ならば、総支払額において約1,000万円の違いになって現れます。
さらに日銀の狙いはインフレにあります。
そのためにお金の量を増やしているんです。
インフレ=現金の価値が下がり、物の価値が上がる
つまり、インフレ時には現金の価値は下がり、貯金だけでは資産が減っていくことになるんです。
デフレ時には、ほったらかしでよかったんです。
貯金をしておけば、物の値段が下がり相対的に現金の価値が上がる。
でもインフレが始まるとそうはいきません。
現金を何か”物”に換えないと。
では、何に換えるか。
安定性が高くインフレにちゃんと連動してくれる。
もちろん、買うのは不動産ですよね?
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