民泊、次はビジネス客
先日の日本経済新聞に掲載されていました記事をご紹介したいと思います。
以下、一部抜粋。
【百戦錬磨】800万人が割安予約
【エアビー】出張向け部屋検索
百戦錬磨(仙台市)は企業向け代行サービス大手のベネフィット・ワン(ベネ・ワン)の会員向けに割安で民泊が予約できるサービスを月内に始める。
米エアビーアンドビーはビジネス利用に適した部屋に絞って検索する機能を導入した。
訪日外国人客の利用が中心だった民泊利用者の裾野が広がりそうだ。
百戦錬磨の民泊仲介サイト「STAY JAPAN(ステイ・ジャパン)」に登録されている560以上の部屋を、ベネ・ワンが運営する会員制サイト「ベネフィット・ステーション」から予約できるようにする。
利用者にはサイトのポイントが付与され、通常より3%安く予約できる。
いずれも合法物件で、訪日客急増でホテルが不足する東京や大阪などのマンションの一室から地方の古民家まで幅広く取りそろえている。
ビジネス客を中心に約800万人の会員を抱えるベネ・ワンと組むことで訪日客以外の顧客を開拓する。
「民泊は外国人旅行者が安く泊まるための手段というイメージが根強く、日本人にとってはなじみが薄い」と百戦錬磨の上山康博社長は話す。
ベネ・ワンのサイトを通して、合法物件のみを扱う百戦錬磨の施設の信頼性をアピールしていきたい考えだ。
「民泊を体験してもらいたい、リピート率の高いビジネス利用にも活用してほしい」
ベネ・ワンの会員は身元が明らかなことから民泊の貸し手の安心感も高まるとみている。
休暇の利用のほか、仕事の出張の際の需要も多いとみている。
民泊サイトとの提携で自社サービスに登録する会員数を2300万人に増やす見込みだ。
百戦錬磨は民泊の運営も手がけており、大阪市内に6月、シェアオフィスを併設した民泊をオープンさせビジネス客を呼び込む。
長期出張者用に宿泊者同士で交流が図れるイベントも開く。
エアビーアンドビーも日本人や外国人のビジネス向け利用を促し始めた。
無線通信「Wi-Fi(ワイファイ)」の接続環境などを備えた出張者向け物件をそろえ、絞り込んで検索できるようにした。
出張者は仕事用メールアドレスを登録すれば利用できる。
政府は民泊を条件付きで全国で解禁する住宅宿泊事業法案(民泊新法案)を閣議決定し、今国会での成立をめざしている。
エアビーの掲載物件だけでも全国に5万件近くあるが同社の貸し手の平均貸出回数は16年に89泊と15年より12泊減り、貸し手の平均収入も100万4830円と約22万円減った。
物件が増えて競争が激しく、幅広い顧客を取り込むことが民泊の課題となっている。
いかがでしたでしょうか?
上記に記載されているように、民泊=訪日外国人の観光客というイメージが強いですが
今回、ベネフィット・ステーションから予約できることにより、国内でのビジネス客の利用や福利厚生で加入している企業の従業員等の休暇等で、より民泊の需要が高まってくると思います。
まだまだ、民泊事業は法整備等これからの事業にはなってきますが、将来的には非常に期待できる分野であります。
弊社では、今年から民泊対応の投資物件として、大田区の羽田エリアの物件をお取扱いしておりますので、ご興味ございましたら、お気軽にお問い合わせください。
ご連絡、心よりお待ちしております。