社会の常識、大きく変化へ
まずは、下記の記事をご覧ください。
以下抜粋
幸いなことに寿命が延びるのは心身ともに元気な結果です。
現在の多くの人が年齢からイメージする姿とはかなり違い、超長寿社会の80歳はぴんぴんしている可能性が高いのでしょう。
つまり身体的に現在の常識に比べ長く働くことが可能になるわけです。
世の中の常識も大きく変わるはずです。
今なら70歳をすぎて働いていると「へー」という感じですが、それが当たり前のことになるわけです。
年齢を重ねていくと行動力は徐々に低下しますが、判断力、理解力は少しずつ積み重なってプラスになっていく感じがします。
私の知っている方の中には大企業の社長や上級役員を退いたあと、大学院に入って博士号を取得した人が何人かいます。
年齢に関わりなくレベルの高い勉強や研究をして成果をあげているわけです。
健康で働ける期間が長くなるとして、次の大きな問題は高齢者がする仕事が果たしてあるのかです。100歳といった長寿を想定していないわけですから、今の日本にはそのような働き口は「ほとんどない」というのが実情でしょう。
「ライフ・シフト」は、会社を退職した高齢者の働き方の例をいくつかあげています。
例えばコンサルタントや起業です。
サラリーマンの上級職まで務めた専門性のある人には、コンサル事務所をつくったりコンサル会社に雇ってもらったりするのは有力な選択肢になりそうです。
長年の知識や経験を生かせるので仕事の継続性があります。
またスキルに自信がある人が、会社でやっていた仕事をフリーランスとして続けるパターンもありそうです。
起業も似たところがあります。
土地勘のある分野で人脈や販路がすでにあり、創業資金にこれまでの蓄えを充てることができる人もいるでしょう。
その場合、若い起業家よりむしろ有利かもしれません。
私の知人には定年後に起業し、海外からも評価される会社をつくり、80歳代後半の今でも世界中を飛び回っている人がいます。
こんな人もいるのかと正直驚きます。
このように高い能力を持つ人以外の、一般の社会人の場合はどうすればいいのでしょうか。
この本が繰り返し強調しているのは社会人になってからの再教育の必要性です。
50歳代以上から大学や専門学校に入り直すことによって、次の仕事につながる新しい知識を身につけるべし、とのことです。
これは学位や卒業証書が就職先の確保につながる傾向が強い欧米では現実味のある選択肢なのでしょう。
ただ日本の場合、修士号や博士号をとっても、それが次の働き口を探すうえで切り札になるかというと、やや異なる面もあります。
先ほどあげた役員退任後に大学院に入った方々は、いずれも勉強や研究すること自体が目的です。
それでは日本のシニアにはどのような道が考えられるのでしょうか。
ひとつは大企業の社員の場合、中小企業の管理職になる方法がありそうです。
営業や技術開発の経験者は高いニーズがあります。
さらに中小企業では総務や経理、人事など管理部門の体制整備に苦労している例も多いようです。
大企業でこうした部門で経験を積んだ人は力を発揮することができるかもしれません。
もちろん大企業時代に比べ給料はかなり低いでしょう。
しかし、働く目的は超長寿になったとき貧困に陥るのを避けるためですから、とにかく仕事があるだけありがたい、ということになるかもしれません。
上級役員?博士号?
日本の人口の何パーセントの人の話をしているのでしょうか?
また読み進めると、そんな上流階級でも
貧困を避けるために安い給料で働くというではありませんか。
日本は、こういった深刻な問題を抱えています。
我々は、経営理念に
お客様の成功が全て。というものがあります。
我々の使命は、日本の大きな問題、下流老人を1人でも無くすことにあります。
その為の立地選定、建物グレード、そして管理運用なのです。
当社の不動産投資セミナーでは、我々の仕事内容をご紹介しております。
皆様も一度お越しになって下さい。
将来貧困になってしまっては意味がありません。
現役時代28年 老後は35年
このことを今一度お考えいただき、皆様に豊かな老後をお送り頂けることを心より願っております。