3世代の年金談義
本日は2017年4月27日(木)の日本経済新聞に年金について
取り上げられておりましたので、皆様にご紹介させて頂きます。
以下、記事抜粋
3世代年金談義
「おばあちゃん。入っていないのは私だけじゃないよ。周りでは保険料を払っている子の方が少ないんだから」
年金受給者のフクさん(79)。
保険料を納める現役世代のみゆきさん(57)。
今後の担い手となる孫娘(26)。
「100年安心」とうたわれる年金制度に3世代の女性たちは何を思うのか。
「年金は払うもの。そう思って生きてきた」。
フクさんは大工だった夫(83)と国民年金を納めてきた。
未納時期があり、年金額は2人で6万円。
ただ、心強い味方がいる。
「フクさん、セリを摘んできたからお裾分け」。
玄関先に毎日のように誰かが野菜を置いてく。
昭和の時代のような「互助」の暮らしが、フクさん夫婦の公的年金の不足を補う。
娘のみゆきさんはどうか。
正式な職を得て、厚生年金の保険料を納め始めて8年がたつ。
基礎年金の受給は得だが、働き続けてきた世代に比べると将来もらえる年金は現時点では少ない。
span style=”color:#ff0000″>「働けるうちはとにかく働く」。
みゆきさんの娘は非正規で働き、生計をみゆきさんに頼る。
老後もいつ病気になるかわからない。
家計を支え、自身の老後に備えるには、働き続ける必要がある。
そのみゆきさんの娘は、公的年金の保険料を払ったことがない。
非正規で賃金などの基準を満たさないため、厚生年金には入れない。
国民年金に加入する必要があるが、友人も
「払ってもねえ。年金なんてもらえるかわからないし」と言うそうだ。
「そんなものかと思えば、優先順位は下がっていく」と娘は話す。
年金には頼れず、雇用が不安定では自助による貯蓄も難しい。
すべてにおいて支えが見つからない。
彼女のつぶやきは、若い世代が抱える課題そのものだった。
世代が変わるごとに、安心を損なう傷口は広がっていく。
3世代の女性たちとの年金談義で、そんな暗い未来を垣間見た気がした。
三世代での年金に対する考え方や捉え方が違うと感じました。
現在では、隣の家にどんな人が住んでいるかも分からないのが現状で、
“互助”の暮らしに頼り年金の不足分を補うわけにもいきません。
「働けるうちはとにかく働く」と言っても、
いつ病気になって働けなくなるかわからないです。
今の若者は将来年金が貰えるかもわからないので、
年金を払う優先順位が下がり、結果払わなくなっています。
現在は少子高齢化が進み、年金を受給する高齢者の増加に対して
保険料を納める世代の負担が追い付いてないことが
公的年金の未来を不透明にしています。
将来、今と同程度の年金を受給できるかどうかわからないので
現役で働けているうちに、目途をつけておく必要があります。
そんな将来に不安をお持ちの方、その問題を解決させてください。
明るい将来の為に弊社不動産投資アドバイザーがお悩みを解消します。
皆様からのお問い合わせ心よりお待ちしております。