続く年金不安
本日は年金不安について、とある記事をご紹介いたします。
2017年1月28日の日本経済新聞 日刊から一部抜粋
16年平均の消費者物価指数が低下したためで、6月に支払う4月分から変更する。
ただ物価が下落したことで、年金制度を長持ちさせるために年金支給額を物価や賃金の動向よりも抑える「マクロ経済スライド」は来年度も発動しない。
将来の年金制度維持の不安は消えない。
年金額は賃金や物価の変動に合わせて増やしたり減らしたりしている。
国民年金を満額で受け取っている人は16年度と比べ月あたり67円減の6万4941円となる。
厚生年金を受け取る標準世帯(夫が平均的な給与で40年働き、妻が専業主婦)では227円減の22万1277円となる。
年金制度を長期的に維持するためには、現役世代の所得に対する年金額の比率である所得代替率を将来的に50%程度まで落とす必要がある。
所得代替率は14年時点で62.7%。給付の抑制が進まなかったために、04年と比べて逆に約3ポイント超上がってしまっている。
マクロ経済スライドは今回も発動しない。
物価下落時には発動しない仕組みのためで、今まで発動されたのは15年度だけだ。
年金保険料の引き上げは来年度で終了するが「デフレ下でもマクロ経済スライドを発動させた上で、給付を少しずつ抑制する仕組みにする必要がある」(大和総研の鈴木準主席研究員)との指摘がある。
いかがでしょうか?
そもそも、年金の制度は戦後に考えられた制度で
その仕組み自体が現代に合っていないと考えられます。
少しずつ少しずつ服装だけ着せ変えるように制度を変えていっても
本人は時と共に衰退していきます。
皆さんはこの日本の制度をどうお考えでしょうか?
特に若者がここまで年金に不安を覚えているのが何よりの証拠ですよね。
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