2017.04.10
中古マンションの価格が上昇
皆様は中古マンションの価格が上昇しているのを知っていますか?
不動産の価格はリーマンショックが起きた2008年を境に右肩下がりの時期が続いていましたが
2012年の終わり、いわゆるアベノミクスが始まるころから、徐々に上がり始めました。
実需用のマンションに限らず、投資用不動産と中古マンションにもその流れが表れています。
「レインズのマーケットウオッチ」によると、東京都、中古マンションの底は2012年10月でした。
ここから2017年2月まで小さな下落はありましたが、ほぼ1直線で価格は上げています。
築15年以内のマンションは、新築時よりも値上がりしている物件さえあるようです。
反対に古いマンション、1981年に施行された新耐震基準よりも前に立ったマンションは
今後も大きな地震が来る可能性が高いことなどから、流通が滞っており、ユーザーの目には止まらないようです。
中古マンションが値上がりしているからといって
やはり、駅から近い事や、耐震性、マンションのグレード、管理体制、間取りなど
品質の伴ったマンションでなければ価値は上がっていないのが現状です。
マンションを購入する場合は、値崩れの起きにくい、資産価値の高い物件を選ぶのがお勧めです。
同じ価格で売却できるのなら、それまで得ていた家賃収入が丸々利益となります。
また融資を受けてお取組みの方であれば、家賃収入で返済した元本分が利益となります。
中古マンションのように、「10年後も買った価格と同じ値段で売れる」ようでなければ
やはり利便性が高く、天災リスクなどにも安全なマンションを選ぶ事がポイントとなります。