不動産投資を始める時期はいつがいいのか

と最近、お問い合わせが増えております。

最近は皆様ご存じの方もいらっしゃいますが
収益物件の値段は上昇気流に乗っております。

それと共に
首都圏をはじめ、関西圏でも、表面利回りのが
以前と比べると高く望めない物件も出回っていると感じております。

では表面利回りが出ないから
今は買い時ではないのか？？
というと一概にそういうことでもございません。

キャッシュフォローは厳しいとはいえ
資産性の視点で価値があるものに関しては、
買い時なのではないでしょうか？

問題は昨今の不動産ブームに乗って
見るからに資産性のなさそうな物件まで、
頻繁に売買させているところにあると思います。
これが「不動産ブーム」と言われている所以なのかもしれません。

さて、不動産投資の「基本」のおさらいですが
収益物件に関して
不動産価格が上昇するときは
基本的に融資がつきやすい時期です。

金融機関が融資に積極的になり
収益物件に融資がつきやすくなるからこそ
購入者が増え、物件価格が上昇していることも
価格上昇の一つの要因です。

では上記を踏まえると
価格上昇期に投資が得策な方と、そうでない方に分かれます。

得策な方は
「自己資金を押さえて、フルにローンを活用する」です。

この金融機関が不動産融資に積極的な時期に始めずに、いつ始めるのか？
と言えるぐらいのタイミングです。

逆に得策でない方は
もうお分かりと思いますが
融資を頼らずに、自己資金で投資を始める方です。

自己資金を投入して投資を始める方の利点は
融資頼みの投資家が手を出せないような
収益性よく玄人向けのマニアックな物件まで検討範囲に入るということころにあります。

価格上昇期においては
このような物件まで値上がりしている事もあるので
物件によっては、少し様子をみて始められることも良いと思います。

総じてお伝えすると
融資が組みやすいからなんでも良いということではなく、
やはり物件選びは大切なポイントとなってきます。

自己資金で検討されている方も
あえて今は現金を温存して融資を活用することによって
資産性、収益性の２本立てで投資スキームを作ることも可能となります。

いつが不動産投資を始める上で
よいタイミングなのか？
諸所いろいろな説がありますが
一つの考え方として、ご参考にしていただければと思います。