外から日本を見てみる
今日のテーマも前回に引き続き、外(海外)から見た日本、というテーマで書いてみたいと思います。
実は、弊社には社員に対して「リフレッシュ休暇」という制度があります。
半年に1回、5日間〜1週間くらいの休みが認められる、という制度です。
今回はこの制度を利用して、私はシンガポールに行ってまいりました。
シンガポールと言えば、弊社グループでも海外展開をしているエリアであり、弊社グループが今後も海外展開を考えている「ASEAN」諸国の一角。
これはせっかくの休暇に行かない手はありません。
シンガポールの場合、通貨は「シンガポールドル」という通貨であり、大体1ドルが76円〜77円というのが相場になっています。
行ってみた思ったのが、やはり、価格の高さ、です。
恐らく、全てにおいて、日本の方が安いのではないか?と思いました。
例えば、ミネラルウォーターにしても、3ドルくらいしますので、日本円にすると、約210円というところです。
これが、以前ハワイに行った時には、クリスタルカイザーが80円くらいで買えて、「安いな〜」と思ったことを考えると、かなりの「差」といったところです。
私の好きなブランドのショップがありましたので、入ってリサーチしてみましたが、日本では今のシーズンは、夏物はちょうどセールになっている、というのが相場です。
それを期待して店に入って、慣れない英語を話しながら、ショップの店員とも話をしてみたのですが、、、
結果としては、価格は日本よりも2倍〜3倍の価格差を体感としては感じました。
(日本の夏物セール価格とシンガポールドルの正規価格との比較)
こういった経験をすると、「モノの価格」というものは決して「一定」ではなく、また、物価というのは、場所やタイミングによって変わるものなのだ、また、物価は安くなるだけでなく、高くもなるものなのだ、ということが分かります。
事実、不動産価格においても、次のように言われることは有名です。
「シンガポール・香港で1つ売れば、日本では2つ3つ不動産が買える」
昔は、あるセミナーの講師がシンガポールに住んでいる、と聞いて憧れたことがあったり、近年でも、成功した起業家は資金逃避も兼ねて、シンガポールに行く、ということを聞いて、羨ましく思ったこともありました。
が、、、、
行ってみた思ったのですが、まあ、海外ですので、楽しいは楽しいのですが、やはり2〜3ヶ月で飽きそうだな、と。
事実、投資家仲間で成功した人に話を聞いてみると、シンガポールは狭いこともあり、数ヶ月もいると飽きるそうです。
それでいながら、「情報」のスピードも、やはり東京には劣ってしまうので、東京を離れると、第一線の選手からは大きく退化してしまう、ということも聞いたことがあります。
こうして見てみると、やはり、国際都市TOKYOのポテンシャルは伊達ではありません。
森記念財団が毎年まとめている、「世界の都市総合力ランキング」というものがありますが、東京は毎年4位にランクされ、2016年はとうとう3位にランクアップした、というのもうなづけます。
このように、海外に行くと、外から「日本の良さ」を改めて感じることができるのでオススメです。
やはり、海外の不動産投資とか言う前に、そもそもが、今、「国際商品」と化しているTOKYOの不動産を真剣に検討しない手はないでしょう。
東京は、今後も再開発が定期的に行われていきますので、価値が増えることはあっても減ることはありません。
これが、国際都市、そして都心部で投資をオススメする大きな理由です。
この先は私の個別面談でお伝えさせていただきますね。