不動産投資の利回りの話
ありがとうございます。
皆様は、不動産投資の物件選びにおいて、何を最も重要視いたしますでしょうか。
立地、価格帯、人口動向、周周辺環境、建物品質等、様々あるかと思いますが
今回は「利回り」について、ご説明させて頂きます。
以前お客様からこのようなご質問をお受けいたしました。
「利回りが高ければ高いほどリスクも高まるのは知っている。
しかしワンルーム投資の一般的な実質利回りは3~4%だと聞いた。
この程度の利回りだと、高齢になってから不動産投資を始めた場合、投資額を回収できないのでは?」
果たして本当にそうなのでしょうか。
不動産投資は、「お金を不動産という現物資産に変える」ということです。
家賃収入で投資額を回収できなくても、不動産という資産が残ります。
お金が必要なときには、不動産を売却すれば捻出できます。
不動産投資の目的は「家賃収入というインカムゲインを得ること」です。
しかし、インカムゲインがすべてではありません。
2000万円の物件に投資することは、「2000万円の現金が手元からなくなる」ことになりますが、
同時に「2000万円の不動産が資産になる」ということです。
現金は減りましたが、資産が減ったわけではないのです。
実質利回り3~4%ですと、投資額を回収するのに30年程度かかることになりますが、
これは「30年保有しないと損をする」ということではありません。
5年保有した段階で売却するケースを考えてみましょう。
投資額を100とすると、家賃収入で回収できたのは15~20に過ぎません。
しかし物件を「購入価額の9割」すなわち90で売却すれば、トータルでは利益が出たことになります。
更に、購入当初は月々の返済額を抑えてスタートし、
家賃収入分や節税分も含めた預貯金額が貯まってきた時点で、
繰上げ返済によって最終的には10年~20年で完済してしまう方も増えています。
これにより早期に完済していき、引退後の不労所得を増やすという考え方です。
不動産投資は、「お金を使ってしまう」ことではありません。
売却可能な資産を取得するという側面もあります。
家賃収入による回収にこだわり過ぎないことが大切です。
弊社では、お客様一人一人に合った、最適な不動産投資の始め方をご提案しております。
ご興味が御座いましたら是非ご気軽にお問い合わせ下さいませ。