2016.10.20
マンションの耐久性
先日、「中古マンションをすすめられたが本当に良いのか教えて欲しい。」
という内容のご相談を受けました。
そのお客様は、中古マンションの営業マンに
「マンションはコンクリートでできているから長持ちするはず」
「60年は持ちますよ?」
と言われたそうです。
上記の「60年」という数字がどこから来ているのでしょうか…
おそらく、鉄筋コンクリート造の建物(=マンション)の資産を計算する便宜上
財務省が一律で決めた法定耐用年数の「60年」から来ているのだと思われますが
1998年の税制改正で、それ以降の鉄筋コンクリート造の建物の法定耐用年数は「47年」と、短くなっています。
実際には建物ごとに耐用年数にはバラつきがあります。
造り方・住み方がそれぞれ異なるマンションが「一律に同じ」と考えることには無理があります。
では、現在ではどのようなものを指針としているのでしょうか?
その指針の一つに「劣化対策等級」というものがあります。
この等級には、1〜3まであり、3が最高等級になります。
因みにこの最高等級のマンションは、75〜90年持つ耐久性となります。
我々の開発しているマンションは、この劣化対策等級で最高等級の3を取得しております。
※すべての建物が対象ではありません。詳細はお問い合わせください。
47年しか寿命のない中古マンションと90年持つ新築マンション。
どちらが良いものかは、お分かりになると思います。
不動産投資には、様々な不動産の種類があります。
耐久性一つとっても全然違いますよね。
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