2016.10.18

大家さんのお仕事

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

さて、今回は賃貸経営の事をお話します。

自分の所有物件を賃貸に出すことになったら、貸主は「大家さん」としてやるべき役割があります。

その役割は主に3つです。

① 入居者の管理

家賃をいくらにするかといった入居条件を整え、不動産会社や知人などを通じて入居者を募集し、入居希望者を見極め、賃貸契約を結ぶ。

入居後は、家賃の入金確認、入居者からの苦情や要望への対応、契約の更新手続き、退去の対応などを行う。

契約期間終了前後には、さまざまな手続きが必要になります。契約期間終了の半年から3カ月前までに更新か退去かの意思確認を行い、更新の場合は、家賃など入居条件に変更があれば手続きをし、退去の場合は、立会いやリフォーム技能者の手配など諸手続きを行う。

②建物の管理

自分が住むぶんには家が壊れていようが汚れていようが、自分次第なのでかまわないが、人に貸す場合には、入居者が住みたくなるような物件にすることも貸主の役割と考えないといけません。

例えば、新しい壁紙に張り替えなくても貸し出すことはできるが、古いままだと入居者にとって物件の魅力が低くなり、ひいては空室期間が長引く事態となる可能性も生じます。

入居後、住宅設備が壊れた際には、修理や交換をするのも貸主の役割。

また、退去時は、入居者の故意や過失によるもの以外の原状回復義務は入居者にはないので、貸主の負担でリフォームやルームクリーニングをすることになります。

③経営資金の管理

家賃などの収入と維持費・税金などの支出といった日常的な収支から、更新時、退去時、必要時に生じる敷金精算、リフォーム費用、仲介手数料等までを管理する必要があります。

将来の大規模なリフォームに備えて、資金を用意しておくことも必要です。

そして、賃貸経営で生じた所得と本業の所得を合わせて、毎年、確定申告をして納税手続きも行う義務があります。

如何でしょうか?
かなりの負担がかかるのがお分かりのはずです。

そして上記以外にも、賃貸経営をするに当たって知っておくべき法律や知識は身につけておきたいですよね。

借地借家法や退去時の原状回復に関する自治体の条例、国土交通省のガイドライン、あるいは、いつどんなときにどんな対応が必要になるのか、その知識を得ておけば、いざとなったら落ち着いて対応できますが、果たしてお勤めしながらここまで労力をかける事は可能でしょうか?

当社では、分社化を行い各事業ごとに特化した会社を作る事で、オーナー様の賃貸経営を全面的にバックアップしております。

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