人生を無くすオーバーローン
最近面白い記事を見つけたのでご紹介します。
– 記事抜粋 –
実際の売買代金以上の借り入れをすることをオーバーローンと言います。
そのこと自体は犯罪ではありませんが、銀行にウソの書類を提出するとアウトです。
毎月、キチンと返済をしていれば、被害者がいないような気になって、罪の意識が低くなる人も多く、困ったものです。
住宅ローンの申し込み内容が虚偽と知りながら審査を通し、融資金約３１００万円をだまし取ったとして、大阪府警捜査２課は５日、詐欺の疑いで、Ａ銀行のローン審査を代行する同行子会社「ローンアドバイザー」元社員、Ｏ容疑者（４２）＝大阪府忠岡町、昨年９月解雇＝ら３人を逮捕した。
ほかに逮捕されたのは、申し込みを仲介した堺市堺区の不動産会社役員、Ｓ（３４）＝大阪市住之江区＝と、融資を受けた清掃アルバイト、Ｔ（４８）＝大阪府岸和田市＝の両容疑者。
逮捕容疑は平成２０年４～８月、Ｔ容疑者が大阪市内の一戸建て住宅を購入する際、勤務先や給与を偽った申込書類を提出。
Ｏ容疑者が虚偽の内容と知りながら審査を通し、同行から融資金約３１００万円を詐取したとしている。
府警によると、Ｔ容疑者に返済能力がなかったうえ、実際の住宅の購入代金から約１千万円上乗せして融資を受けていたという。
府警は、Ｔ容疑者からＯ容疑者に融資金の一部が謝礼として流れていた可能性もあるとみて調べている。
※固有名詞は伏せさせていただきました。
～引用終わり～
逮捕されたのは、借り入れをした本人と不動産屋、そして銀行の担当者です。
Ａ銀行では、ローン審査を子会社に任せていたということが驚きで、逮捕されるくらいだから、かなりの権限があったのでしょう。
営業マンの、「仲がいい銀行担当者がいるので、ローンを通しますよ」というセールストークがありますが、まんざらウソでもなさそうです。
しかしながら、本来は、どの担当者に提出しても審査結果は同じでなければなりません。
皆様如何でしょうか。
オーバーローンを進める業者に提案を受けられている場合は要注意です。
法令を厳守した、真っ当な会社とパートナーを組む事が重要です。
もし、他の業者からご提案をされていて、ご不安に思う事がおありでしたら
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不動産の取引は人生を狂わす可能性が十分にあります。
慎重にご検討下さい。
