2016.08.18

マイナス収支でも良い投資

最近、「ミニマリスト」という言葉が流行っているようです。

「モノを持たないライフスタイル」のことであり、
グーグル検索をすると、画像が出てきますので、イメージがつく人もいらっしゃるでしょう。

私も、若干ですが、このようなライフスタイルに近い生活を送っています。

昨年も、今年も、かなり量のゴミを捨て、また、書籍はトランクルームに預け
少しずつ電子化しているからです。

そんな中、著述家としても有名な勝間和代さんの書籍を最近読んでいますと
非常に面白く納得する記述がありました。

それは、
お金の場合は、「入り」を多くして「出(支出)」を少なくすることが重要だが、
モノの場合は、常に、「入り(部屋に入ってくるもの)」を少なくして、「出(捨てる)」を多くすること。

つまり、常に「マイナス収支」の状態が良い状態である、と書いてあったんですね。

これは非常に面白い発想だな、と思いました。

断捨離も、整理法も何でも同じなのですが、基本的には、「空間」を「買う」ということは、「引き算」の発想です。

作家の中谷彰宏さんも、「ブランドショップがオシャレなのは、余計なものを置かないから」と言っていますが、これから求められていくのは、「引き算」の発想、なのかもしれません。

まさに、「捨てる」ことの最大のリターンは、自由な空間と自由な発想が手に入ることです。

常に、「足し算」の発想から、「マイナス収支をキープしつつもリターンを得る投資がある」ということを考えてみるのも面白いかと思います。

このあたりのことは、個別相談会でお伝えさせて頂きます。