2016.07.26

ペット可のマンション以外はキケン!?

皆さんこんにちは。

突然ですが、皆さんはペットを飼われていますか?

内閣府の世論調査では日本人の三人に一人がペットを飼っているそうです。

その中でも断トツで多いのが「犬」で約59%との事でした。

次いで多いのが「猫」なのですが約31%と犬と猫の合計で約90%にもなるそうです。

一戸建てに住まれている方は、飼うのに規制は無いので、自由度が高いです。

ところが日本の賃貸住宅のほとんどがマンションやアパートですが、首都圏で見ても
ペット可の物件はなんと、約14%しか存在しません。

古い物件であればあるほど、ペット不可も多く、また、新築物件でもペット不可の物件は多く存在しております。

それは管理のノウハウが確立していない管理会社だったり、古くは一人暮らしでペットを飼うという習慣があまり日本に定着していなかったからと言われております。

ただ、そうなると困るのが賃貸で貸した時です。

ペット不可の為、理論上、三人に一人は物件の選択肢の対象外となってしまう可能性があります。

されに言うと、実際飼っている人が日本人の30%なだけで、潜在的に『飼いたい』という需要はもっとあるという事になるからです。

「ペット不可の新築や中古もペット需要を考えて、今からでも『ペット可』にすればいいのに」

という声が聞こえてきそうですが、実はそうはいかない現実があります。

それは、『ペット可』にするには『管理組合』で決議しなければならないのですが、そのマンションの住人がペット好きだらけとは限りませんので、ペット可になる確率は極めて低くなります。

そうなんです。
実はペットを飼うためには、はじめからペット可のマンションを選ばなくてはいけないのです。

今は昔と違い、都心部では多くの女性が一人暮らしをする時代になりましたが、ペットと暮らしたいという声をよく現場で耳にします。

この需要を無視した賃貸経営では、何十年も先を見通した資産運用は難しいのではないでしょうか。

というのも、実は私が住んでいるマンションは『ペット不可』なのですが、それでも隠れてペットを飼っている入居者がいた為、住人が管理組合に訴えたことで、先日契約違反で退去させられてしまいました。

逆の立場ならいかがでしょう。

オーナー様として貸していた自分のペット不可のマンションに、入居者がペットをこっそり飼っていたことにより契約違反で退去となってしまっては空室になりますし、入居者に逃げられてしまえば部屋のリフォームも自身でやらなくてはならなくなり、大きな痛手となります。

こういったリスクを考えるとなおさら『ペット可』ということが、賃貸経営には重要なファクターとなりますし、そういった物件は極めて少ない為、希少性が高く人気も高くなります。

『ペット可』の物件を弊社は取り揃えておりますので、是非お問い合わせ下さいませ。