全体の約8割が「老後生活に不安を感じる」
リスクと事例人生100年時代三井住友アセットマネジメントが20代から50代までの男女計800人に、老後の生活に不安があるかどうかの調査を行ったところ、全体の約8割が「老後生活に不安を感じる」との回答をしたそうです。
更に、自分が老後を迎えた時に、「安心して健康的な生活ができない」と思っている人も約7割という結果になになり、老後の生活に不安を感じる理由としては、「年金が受け取れるのか」「年金受給年齢が引き上げられるのでは」や、「今の生活が精一杯なので老後の生活準備ができていない」といった意見があったようです。
そんな中、老後の準備を検討し始めるにあたって、銀行への預金以外でまず多くの方が気になさるのが、民間の個人年金保険ではないでしょうか。
実際に私の周りでも、「とりあえず老後の対策として個人年金に入った」という人は少なくありません。
恐らく、個人年金に対して、「銀行預金に比べて金利が高そう」「これさえ入っておけば老後は安心という気がする」というイメージを持っている方が多く、「個人年金」=「老後の安心」という図式が定着しているのでしょう。
しかし、今から個人年金に加入するのは、あまり賢い選択とは言えないかもしれません。
なぜなら、個人年金のような貯蓄型保険は契約時の金利状況によって運用率(予定利率)が決まるため、現在のような超低金利のときの加入は不利になるからです。
バブルで高金利だった時代には、個人年金は老後資金作りの商品として非常に有効でした。
しかし、バブル当時に加入した場合と2015年に加入した場合を比較すると、商品の魅力がまったくなくなっていることがわかります。
例えば、30歳の女性が個人年金保険に加入して60歳で保険料の払い込みを終え、60歳から年120万円の年金を10年間受けとる個人年金に加入した場合の保険料を比較した場合。
受けとる年金額は同じですが、月々の保険料は1990年加入なら1万4652円、2015年加入だと3万924円。
なんと保険料が2倍以上になっています。
年金受取総額1200万円に対して30年間で払う保険料は、1990年加入なら約527万円で済んだのに、2015年加入だと約1113万円にもなります。
つまり、支払う差額は約586万円にもなるのです。
このようなこともあり、実は保険会社にお勤めの方が、将来対策として弊社で不動産投資を始められるケースも非常に増えています。
なぜなら、不動産投資は今のような超低金利の状況下において、とても有利な金融商品だからです。
その理由につきましては、弊社の会社する無料の不動産投資セミナーや、個別相談会でお話しています。
ご興味がございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせ下さいませ。