2016.06.29
「利回り」の考え方
みなさんこんにちは。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
不動産投資を始めたいと思っているが、どんな物件を選べばよいかわからない。
こんなお声を頂く機会がありましたので、ぜひ皆様の物件選びに活かして頂ければと思います。
物件選びのポイント。というと、「利回り」に着目されている方が非常に多いように感じましたので、今回はこの利回りに関しまして、少し掘り下げて考えてみたいと思います。
そもそも、利回りとは、「投資的観点」によって不動産を観測した際に、その収益性を表す指標として考えられたそうです。
収益性の良し悪しは、価格の大小には比例しませんし、家賃の大小にも比例しません。
価格と家賃のバランスが利回りです。
購入価格に対し入ってくる家賃収入のバランスが利回りです。
早い話が、安く物件を購入し、高く貸すことが出来れば収益性が高く
高く物件を購入し、安くしか貸せなければ収益性が低いという事です。
このバランスこそが利回りです。
この利回りに囚われ、利回りにのみフォーカスして物件選びをされる方も少なくはないかと思います。
そんな皆様に、ご注意頂きたい点がございます。
実は、不動産業者は、物件価格を設定する際、周辺の相場利回りを使い算出します。
利回りは
年間の家賃収入÷物件の購入価格=利回り
という式で求めることが出来ます。
つまり
年間の家賃収入÷周辺の相場利回り=物件の適正販売価格
という式が成り立ちまして、これを収益還元法といます。
ここで一つ疑問が浮かびます。
それでは、なぜ高利回り物件は高利回り足りえているのか。
素朴ですが、非常に重要なポイントです。
是非、次回お話させて頂ければと思います。