2016.06.14

震災を乗り越えて

お久しぶりです。

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

このたびの熊本地震により被災された皆様ならびにそのご家族の皆様に心よりお見舞い申し上げます。

皆様の安全と被災地の一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。

毎回感じることですが、地震というものは本当に突発的にやってきますので、
「昨日の延長が今日」であるとか、「今日の延長が明日である」というような考え方が、思い込みであったと気付かされます。

本当に、皆様の安全と被災地の1日も早い復興を心よりお祈りします。

さて、我々の本業は「不動産投資」ですから、
投資家であるオーナー様にメリットを提供し、オーナー様の資産形成のお手伝いをさせて頂くことを本懐としております。

しかしながら、一方で、都市生活を営む方に安全で良質な住宅をご提供する役割も担ってる、と考えております。

例えば、今やどのマンションでもほぼ当たり前となっている「宅配ボックス」や「24時間ゴミ出し」と言った
共有部分の設備も、弊社のマンションであれば標準装備をしておりますが、
いざ引越しをしようと考えて物件を検索してみると、
「いい!」と思った物件に限って「宅配ボックス」がついておらず長期間空室になっている、とか
何かしら理由があるものです。

ここにあるデータがあるのですが、それは、1995年に発生した阪神淡路大震災の死傷者のデータです。

この震災では、約6000人以上の死者が出ました。

しかしながら、このうち、マンションにおける死傷者は何名かご存知でしょうか?

実は約6000人以上の死者のうち、マンションにおける死傷者はわずか20人でした。

割合になおすと、わずか0.33%です。

このことから、マンションは一戸建てや木造アパートに比べ、格段に安全な住まいであることが広く認識されるようになりました。

また、震災は悲しいことですが、それを乗り越えて生き残った人たちには、安全な住居が必要になります。

そして、復興も重要なテーマです。

すると、そこに新たな需要と雇用が生まれ、その周辺の産業にも「人・モノ・おカネ」が流れ込んできます。

震災を乗り越えて残った建物には当然のことながら人が押し寄せてきます。

実際に、全国でも空室率では上位の方であった仙台のエリアも、東北震災以降の復興需要で空室が埋まり、
今では空室率が低いことで有名になるようになりました。

例えば、株式投資の場合、
株価の下落は株主やその会社で働く社員にとってはマイナスなことに映りますが、
その株を買おう、と思っている投資家にとってはバーゲンセール(いいものを安く買える)です。

このように、我々投資家は、一つの現象や事象に対して、多角的な角度から観れるようにならなければいけません。

今回の震災の中にも、必ず良い側面と悪い側面とがあり、いま、この瞬間に生きることが許されている我々は、
その生命を精一杯輝かせ、燃焼させていく強い義務と責任があります。

私の大好きな国、日本は、世界の活火山の7%が国土にある国であり、世界でも有数の火山国です。

ご存知の通り、わが国では古来から地震は避けて通ることはできず、また我々の先祖は、その宿命と共に生きてきました。

そして大地震のたびに、我が日本の建築技術はレベルアップを繰り返し、
ついには世界でもトップクラスの耐震技術とノウハウを有する国となったのです。

今こそ、我々は、「人・モノ・おカネ」という資源を、何に投下していくのか?

紙幣や貨幣を、ただタンスや銀行にしまっておくことで良いのか?

ということを、心から真剣に考えるときに来ている、と言えるでしょう。

火山国に生きる、この時代の資産形成は、ぜひ私にお任せください。

そして、共に、残された、与えられたこの生命を、燃焼させてまいりましょう。