2016.03.03

『マイナス金利』でどうなる?史上最低金利時代へ突入!?金融=銀行 本当はデフレを好む??

皆さんこんにちは。

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

ついに日銀がマイナス金利の衝撃を走らせました。

『マイナス金利』ってそもそも何?と思われる方もいるかもしれませんが、
マイナス金利は中央銀行にお金を眠らせる民間銀行に罰金を科す仕組みです。

つまり理屈の上では、銀行はお金を貸し出したり、何かに変えたりと、銀行のお金が実体経済に回るようになり、景気と物価を上向かせるように仕向けるという事です。

これにより景気上昇、物価上昇率2%を目指すのが日銀の政策ではございますが、
その効果と副作用がどのようなバランスになるのかは判然としません。

ただこの発言により低迷していた株価が上昇した事は事実です。

一時は16000円台で低迷してしまい、株が怖くて手放した方も多いのではないでしょうか。

金利の上下動は皆様の身近なところで言うと、住宅ローンだったり、車のローンなどに影響します。

一般的にはインフレ時には金利が上がり、デフレ時には金利が下がるイメージがあるかと思いますが、実際には少し違います。

そもそも銀行はインフレとデフレのどちらを好むのでしょうか?

産業企業は物を作り⇒通貨⇒商品⇒通貨という流れで経済活動を営むので、適正なインフレを好み、デフレを忌み嫌います。

通過を商品に変えて生産活動した結果、商品価格が下落したら、元々の通貨をそのまま保有していた方が得だったということになるからです。

では銀行はどうでしょうか。

銀行は物を扱わず、通貨で通貨を稼ぐ経済主体ですので、通貨の価値が高まるデフレを好みます。

インフレが進むようなら、本来貸出せずに換金性や資産価値の高い物(例えばマンション)を買った方が得という場合があるからです。

通貨はデフレ時こそ活き、資産はインフレ時こそ活きるのです。

そして日銀が向かう方向性はインフレです。

それを民間銀行に阻止させない為にも『マイナス金利』を示しました。

銀行はもっともっとお金を貸す為に競って低金利で貸し出していかなければならないので、経済はより動き出して景気も上向きになり、インフレも誘発されるでしょう。

それは民間銀行にとっては美味しくない話かもしれません。

ただ、先程お伝えしたように、インフレに強いのは資産価値の高い物です。

不動産はその代表格ですが、どんな物件でも良いわけではありません。

価値のない場所に不動産を持って『資産』と呼べるのでしょうか?

でもどんな物件を選んでいいのか、基準も何も分からない。という方は多いのでないでしょうか?

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