2016.01.21
横浜市の傾いたマンションについて
皆様こんにちは。
不動産業界で今年大きなニュースとなった
横浜市都筑区の傾いたマンションから思ったことをお話させて頂きます。
このニュースは、当初横浜市内のマンションの全5棟中、1棟でくい打ちデータ偽装があり
傾斜していることが判明しました。
事件発生直後は、施工業者の問題とニュース等で報道されていましたが
各自治体等の独自の調査により他業者でもデータ偽装が判明し
業界全体へと問題が広がっていきました。
不動産投資をするにも、住宅を購入するにも問題のない物件を安心して購入したいとい。
という思いは誰もが思うこと思います。
しかし、建物のくいや基礎は建物が完成すると見れなくなってしまいます。
お客様は施工業者や販売会社の説明や資料を信用して購入することになります。
販売会社は、お客様に安心して購入して頂くために施工業者から資料を集めます。
その資料自体が偽装や施工不良の疑いがあっては安心して購入することは出来せん。
安心して購入するためには、どの物件を選ぶのかではなく、どの販売業者を選ぶのかがとても重要となります。
建築業界では過去に平成17年に構造計算書の偽造の問題がありました。
該当する物件を購入した方や、住んでいる方は、
まさか自分が問題に巻き込まれるとは、考えていなかったでしょう。
問題発覚後は、どこにどの様に相談すればよいのか、分からない人も多くいたと思います。
そんな中、頼りになるのは、購入した不動産業者や施工業者になります。
当時、検討している業者がどの様な対応をしたかを知ることが
安心して物件を購入するポイントの1つになるかも知れません。