金利上昇について
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
金利が上昇した場合のリスクについてご紹介致します。
その前に、混同されやすい投資ローンと住宅ローンとの違いについて説明しておきます。
不動産投資で利用するのは投資ローンですが
住宅ローンに比較して債務者の返済可能性が低いのと、相対的に需要が少ないことから
住宅ローンより審査基準が厳しく、かつ金利も高く設定されています。
次に、金利の仕組みについてです。
金利上昇リスクがあるのは「変動金利型」です。
・変動金利型
名前の通り、金利が変動します。
金利は、半年に1回見直しされ、返済額は5年に1回見直しがあります。
ただし、金利の上昇によって返済額が増えた場合は、これまでの返済額の1.25倍までと定められています。
・固定金利型
全期間同一金利です。
2014年6月現在、固定金利より変動金利の方が金利が低い状態となっています。
できれば変動金利を選択しておきたい所でしょう。
そうなると、どのような場合に金利が上昇するか気になるのではないでしょうか。
金利上昇の主な原因は「景気」と言われています。
景気がよくなると、物価も上がってきます。
そうすると金利も上昇します。
変動金利型を選択した場合の金利上昇リスクを回避にはもっとも効果的な方法として、繰り上げ返済という方法があります。
金融機関にお金を預けても増えないので、余裕な資金がありましたら、金利が上昇し始めた段階でどんどん繰り上げ返済をしていくと金利上昇リスクを回避することができます。
なお、金利が上昇するということは、景気がよくなり、つまり物件価格が上昇するという効果もありますので
金利は「経費」として計上できるため、節税効果が高くなるというメリットがあります。
ご売却をお考えの方には良いタイミングになります。
決してデメリットばっかりではない、ということです。
弊社では、長年のデータと最新のマーケット情報から、
様々な不動産投資のリスクやそのリスクの回避方法等を『失敗しないための不動産投資セミナー』でご説明させて頂いております。
ご興味御座いましたら、お気軽にお問い合わせ下さい。