迫るインフレ
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
皆さんは【エンゲル係数】という言葉を聞いたことはありますでしょうか。
エンゲル係数とは、家庭の支出のうち、食料費が占める割合だそうです。
要するに、食料費による支出はどの家庭においても必ず存在致します。
その支出が占める割合が少なければその家庭が豊かであるという前提のもと、各家庭のゆとり度合を算出するわけです。
先日の日経新聞によると、このエンゲル係数が21年ぶりに高水準を記録したそうです。
高水準という言い方は日経新聞よりそのまま抜粋致しましたが、エンゲル係数は低いほど家庭にゆとりがあるという考え方ですので少々混乱してしまいますね。
つまるところ、家庭におけるゆとりが21年ぶりに低下しているという事です。
原因としては増税による節約志向により、全般的に支出自体が減っている事だと思われます。
そうすると、食料費に関してはそこまで削減することはない為、相対的に食料費が占める割合が大きくなり、今回のような高水準なエンゲル係数を弾き出している訳です。
この「割合」という考え方は非常に大切で、今後非常に大事になっていく事が考えられます。
年金を例に出してみます。
今後、年金はインフレに向かっている経済の流れに合わせ、増額していく目処がたっているそうです。
しかし、実際は増額率がインフレ率を上まらない為、実質的に年金の受給額は目減りしていくことが大方の予想だそうです。
「年金の受給額はともかくとして、インフレのせいで出ていくお金は増えるけど、別にその分入ってくる額も増えるんだから問題ないんじゃないの?」
こんなお声も非常に多く頂きますが、これは大きな誤りです。
確かに、これからもらう給料や年金に関しては、つり合いが取れており、差支えないかもしれません。
しかし、預金ではどうでしょうか。
インフレが進むと価値が下がります。
めまぐるしく変化していく、経済状況に立ち向かう一つの手段として不動産投資が注目されています。
500万円という札束も、時代によって価値が変わってしまうということはお分かりいただけたかと思います。
これは紙幣が蔓延してしまうことにより、物の値段が上がる為
相対的に貨幣の価値が目減りしてしまう為です。
逆に考えてみると、貨幣ではなく資産を物に変えればインフレに対策できるということになります。
価値が普遍的な物というと、金などが一般的には有名です。
確かに金は価値が目減りすることなく、資産を保有できる有効な手段です。
ですが、この手段は決して間違ってはいないものの、あくまで現状維持に過ぎません。
押し寄せるインフレの波は、チャンスの兆しだという人もいらっしゃいます。
不動産投資のオーナーの皆さんです。
不動産は貨幣と違い、価値が目減りする可能性が極めて低い上に、安定した収益を生み出します。
インフレを目前に、不動産投資にお取組み頂くお客様が非常に多くいらっしゃいます。
少しでもご興味頂けましたら、是非お気軽に弊社までご連絡ください。