2015.05.13

地方の工場地帯は安心なのか

皆さんこんにちは。

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

先日、このようなお問合せを頂きました。

「大企業の城下町や工場の近くのマンションだから安心して投資したが、今はなかなか部屋が埋まらない」

何故、このような事になってしまったのか。

当時、近くに大手家電メーカーの工場が完成した時期であり
この工場周辺であれば間違いないとの思いから、購入にいたったそうです。

この工場で生産した家電は、世界に向けてブランドイメージを確立し、一時代を作りました。

当時、巨大な工場周辺の土地は大規模に宅地造成され
そこで働く方向けの戸建てやマンションが次々に建設されていました。

その後、多くの家電は、中国、韓国、台湾のメーカーに押され
日本の家電メーカー自体が経営危機に陥りました。

そして、日本を代表する工場でさえ、一時閉鎖される危機に瀕したのでした。

もしもこの工場が閉鎖されていたら
周辺に建築された住宅、アパートはどうなっていたのでしょうか。

このように、一つの企業や工場に入居者を頼らざるを得ない不動産への投資は
非常にリスクが高いと言わざるを得ません。

残念ながら、日本は高度成長の時代ではなくなってしまいました。

今後も工場が、ある日急に閉鎖、または移転といった事がたくさん起こり得るでしょう。

また、今後は工場だけでなく、大学や専門学校は学生が集まらず閉校されることも考えられます。

では、どのような立地が不動産投資に向いているのでしょうか。

その答えは、弊社主催の不動産投資セミナーでご説明しております。

もちろん無料で開催しておりますので、是非お気軽にご参加ください。