2015.04.14

年金制度の歴史

こんにちは。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

今回は不動産投資の位置づけでよく考えられる年金のその歴史についてお話できればと思います。

国の制度として存在する公的年金は古代ローマからあったと言われています。
戦没者の遺族や退役した人の生活保障の為の年金だったようです。

日本における年金は、1875年に軍人恩給としてスタートしました。
明治時代の初期に徴兵制が導入され、1884年からは、文官に対しても適用されたようです。

その後、1939年になり海上労働者向けに船員保険が出来たのが
民間の給与所得者を対象とした公的年金のはじまりでございます。

そして、1942年には陸上労働者向けとして、労働者年金保険ができ
1961年なってから自営業者向けの国民年金がスタートすることになり
この時点から国民皆年金になりました。

1986年には、二階建てと言われる現行の年金制度になり
専業主婦も強制加入の対象になりました。

その後、1991年には20歳以上の学生も強制加入の対象に。

そして、2004年になり、マクロ経済スライド制が導入されました。

上記が年金の歴史と言えます。

このように用途、目的を変え、改訂が行われ続けている年金制度は、現在も平均寿命が延びていることや、少子高齢化の点から改訂されることが予想できます。

現時点では保険料の改訂が決定されておりまして
国民年金保険料は2005年4月から毎年280円ずつ引き上げられ
2017年度には月額16,900円に固定され
厚生年金保険料は、2004年10月から保険料率を毎年0.354%引き上げ
2017年9月から18.3%に固定されることになっています。

このことから国民の負担が増加し続けている現状
自助努力をお考えになられている方が選択しの一つとして取り組まれているのが不動産投資です。

年金と偏に比較はできかねますが、時代の流れ(平均寿命の延び、少子高齢化)に合わせざる負えなく変化してく年金制度と違い
時代の流れ(インフレ、デフレ等々)に合わせた所有の仕方があり
また様々な出口戦略が用意できる点から情勢の後押しもあり、とても今注目を集めております。

不動産投資もとても歴史ある商品ですので
次回は不動産投資の歴史についてお話できればと思います。