突発的な支出リスク
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
前回は不動産投資の代表的なリスクである
滞納リスクについて勉強してまいりました。
今回も引き続き
不動産投資が堅実で手堅いと言われる所以を
リスク回避法という観点から勉強して参りますので
どうぞよろしくお願いします。
③突発的な支出リスク
不動産投資には、保険効果や、節税効果、インフレ対策など
他の投資と比較しても、いわずもがなトータルバランスに優れた投資です。
しかし、投資の一種ではありますので勿論リスクもあります。
今回は、物件購入後のオーナーを最も悩ますと言われている
突発的な支出リスクについて勉強して参ります。
突発的な支出を抑えるために積み立てるのが修繕積立金と言われるものです。
それとは別に、例えば、賃貸契約の更新のタイミングで必要と言われる
「新たな入居者を募集するためのリフォーム代」などが今回の内容に当たります。
オーナーの立場になれば
預かった敷金を使って綺麗にすればよいのではないか?
とお考えになられていらっしゃる方もいるかと思いますが
入居者からしてみれば
当初預けた敷金はできることなら沢山返してほしいと考える方が多いです。
上記の立場による不一致から
両者間での紛争が相次いでおり
明確な基準(賃貸住宅紛争防止条例)というものができました。
これによって通常消耗や経年劣化した設備などはオーナー様負担にしなければならないということになりました。
それでは更新のタイミングにかかる費用はどれくらいなのでしょうか。
間取りや規模によって異なりますが
1kタイプであれば、8万前後、dinksタイプであれば、16万程と言われております。
※あくまで一例です。
このようなランニングコストが突発的にかかるような投資だと、うま味は損なわれてしまいますよね。
しかし、ここにも、成功する方と失敗する方の明確な差があるんです。
知っている人はそのような費用をかけずに着実に資産形成されているということです。