リニア工事、来月にも着工か?!
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
東京オリンピック開催決定から様々な開発計画が実現化に向かい、都心の不動産市況に活況の兆しが見えて参りましたが、東京オリンピック開催決定よりも随分と前から計画されていた、国をあげての事業がいよいよこの年内中に工事の着工に取り掛かろうとしております。
もう、既にお察しがついた方も多いかと思いますが、それは「リニア中央新幹線」です。
そこで、気になる記事を拝見致しましたので皆様にもご紹介させて頂きます。
日本経済新聞2014年9月10日(水)
リニアの土木工事・土地買収 来春以降に本格化(JR東海)
記事より一部抜粋
東海道旅客鉄道(JR東海)では9日、リニア中央新幹線の土木工事や土地買収が本格化するのは来春以降になるとの見通しを明らかにした。8月に工事実施計画を太田昭宏国土交通相に申請しており、認可が下りれば10月にも着工する。2027年に品川ー名古屋間の開業を目指す計画が認可された後、JR東海は地権者向け説明会を各地で開く。
とございます。
年内中どころか、来月の10月にも着工する予定とのことです。
このリニアですが、実は国内で既に走行しているのはご存知でしたでしょうか?
ご存知の方もいらっしゃるかもしれませんが
1990年(平成2年)11月に山梨リニア実験線の建設に着手し、その7年後の1997年(平成9年)に山梨リニア実験線が完成し、走行試験を開始致しております。
そして、その6年後の2003年(平成15年)には山梨リニア実験線において時速581kmを達成し、翌年に世界最高速度としてギネスに認定されたのです。
この時速581kmと言われてもなかなか想像がつかないという方もいらっしゃるかと思いますが、現行の東海道新幹線「のぞみ」では品川ー名古屋間の所要時間は1時間30分です。その品川ー名古屋間がリニア中央新幹線が開通致しますと所要時間はなんと!
たったの40分しか掛かりません。
そうなると東京ー愛知間が通勤圏となってくるのではないでしょうか。
このリニア中央新幹線開業計画を見越してか、名古屋駅周辺でも大規模な再開発事業が進行しており、早ければ来年度2015年の秋口には高さ200m前後の超高層ビルが2棟完成する予定のようです。
このように駅周辺が開発され、さらには世界最速のリニア停車駅となることから、
東京だけではなく名古屋駅近辺の不動産市況へも大きく影響するのではないでしょうか。