2014.09.01
マンションの建て替えについて
こんにちは。
今回は、マンションの建て替えについて触れていきたいと思います。
マンションは1955年に日本住宅公団が設立されて以降、分譲型のマンションが供給されるようになり、1964年の東京オリンピックをきっかけに急速に定着していきました。
マンションはその時代における先端の生活スタイルを取り入れ続け、今もなお最先端の設備を取り入れながら発展していっています。
しかし、当時は新築でも時が経てば当然古くなっていく・・・。
当然、使い続けるために「大規模修繕」を繰り返すことにはなりますが、長きにわたって同じ場所で生活を営もうとすると「建て替え」という選択肢になると思います。
2002年に「マンションの建て替えの円滑等に関する法律」が施行され、従来と比べてハードルは下がったものの、依然として建て替えに至らないケースが多くあります。
その証拠に旧耐震マンションは、なんと「2万件・100万戸以上」ありますが
今現在で建て替えが行われた旧耐震マンションはたったの「200件強」となっております。
いかに建て替えが難しいかが浮き彫りになっていますね。
不動産投資の観点から考えると、もはや一昔のような不動産バブルみたくキャピタルゲインを狙うのではなく、インカムゲインをメインに考えた長期の運用となっています。
長く持っていれば持っている程うまみが出る、“新築マンション”こそが安定した資産形成の一つではないでしょうか。