2014.07.30

初めてのマイナス金利

みなさん、こんにちは。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

みなさんは投資を行う際に、どれくらいの利回りをお考えでしょうか。
今回、銀行や証券会社といったプロの投資家が参加する短期金融市場で成立した取引を取り上げます。

テーマは『初めてのマイナス金利』です。

7月10日(木)満期までの期間が3ヶ月の短期国債で、マイナス0・002%という「マイナス金利」で取引が成立しました。
証券会社は損失を覚悟して国債を購入しているようです。

日本相互証券によるとマイナス金利での国債取引は初とみられます。

何故、マイナス金利での取引が成立したのか。
それは取引価格が国債の額面価格よりも高い状態で買われたからです。

国債は通常、応札(入札)形式で取引が行われます。
人気があれば金利は下がり、人気が無ければ金利は上がるという仕組みです。

今回の場合では、日本銀行が市場にお金が出回るようにするために国債を大量に買っている事から、国債が出回らなくなっており、需給バランスの関係によってマイナス金利が発生しました。

誰も欲しがらない様な物は、価格が低下し利回りが高まる。
みんなが欲しい物は価格が上がり利回りが下がる。
物の価値と利回りには、需給バランスも大きな要素となり、みなさんの判断基準となる訳です。

プロの期間投資家などが高利回りばかりを追随する投資を行わない背景には、需給バランスも大きなポイントです。
私達、個人投資家も利回りだけではなく、自身のリスク許容度を把握したうえで、投資を見極めなくてはいけませんね。

シノケンハーモニーの不動産投資セミナーでは、他投資商品との比較、失敗しない為のポイントを抑えた内容盛り沢山の内容です。

是非、お時間が許せば、ご活用下さい。