2014.07.28
リニア中央新幹線着々と
皆様、こんにちは!
先日、リニア中央新幹線の環境評価についての記事が日本経済新聞に載っておりました。
「平成26年7月18日、太田国土交通相はJR東海に対してリニア中央新幹線の環境影響評価に対する意見書を伝え、最大限の環境保全対策を迫る一方で、計画の抜本見直しは求めておらず、JR東海が予定している今秋の着工に事実上のお墨付きを与えた格好となった」
といった記事でした。
リニア中央新幹線はオリンピックの開催に合わせての開業が期待されており
経団連の米倉会長も早期開業の希望を述べています。
このリニア中央新幹線は品川~名古屋間を40分で結ぶと言われていて
現在の新幹線「のぞみ」が東京名古屋間を1時間35分で結んでいるので
1時間近くも移動時間が短縮されることとなりますね。
しかし、リニア中央新幹線の開通はますます過疎化、過密化が進むという意見を持っている人もいます。
リニア中央新幹線の駅は切符売り場、待合室、売店などが設けられず、
移動の効率化のみに特化した無味乾燥な駅になるのではないかとも言われています。
これまでも新幹線の開通により駅周辺の発展が期待されたましたが
一日の平均利用者数が100人を下回り開発に失敗した駅もあります。
また青森県の八戸市のように新幹線の開通により人口が流出が増加した都市もあります。
夢の超特急、リニア中央新幹線の開通への準備は着々と進んでいますが、
今までの教訓が活かされなければ、
ますますの東京の一極集中化が進んでしまう可能性が高いのではないでしょうか?