2014.07.28

新築が中古より人気の理由

皆さんこんにちは。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

梅雨が明けて、暑い夏がやってきましたね。
皆さん、体調管理には十分に気を付けてください。

さて、本日は新築住宅が人気の理由について、書いてみようと思います。

日本では新築住宅の割合が高い理由の1つとして、土地価格が高い点が挙げられます。

不動産価格の大部分が土地に関する価格で占められます。
民間企業が所有する不動産総額約471兆円のうち、建物に関する価格は約89兆円にしかなりません。

不動産価格に占める土地価格の割合が低い場合、新築住宅と比べ低価格で中古住宅が購入できますが、土地価格の割合が高い場合、中古住宅であっても大きく値下がりしないため、中古住宅を購入するメリットが薄くなります。

日本で中古住宅が不人気な理由の1つに中古住宅の質が低い事が多かったという点も挙げられます。

かつての日本では、中古住宅と言えば1940~1950年代に建てられた住宅が主流でした。

当時は終戦当時の住宅地の崩壊に留まらず、直後の第1次ベビーブームによって住宅の数自体が圧倒的に不足していたため、質が劣る3DKマンションが大量に建てられたため、一時期の中古住宅には低品質な住宅が多くありました。

また、当時との生活環境の違いも大きく影響しています。

1940~1950年代の日本では、少し田舎では土間・竈が当たり前の存在でしたが、1960年代以降はダイニングキッチンが多くなって、1980年代以降はLDKに変わりましたが、古い住宅の中には現在の生活に合わないまま売られていた住宅も多かった様です。

少し古い住宅には非水洗便所や和式便所も未だに残っています。

この様な点が中古住宅を忌避する要因です。

また、1990年代以前に建てられたマンションは欧米と比較して階数が低かった点もあって、必然的に土地価格が占める割合が高くなる様です。

これらの点からして、今までは新築住宅を選ぶ人が多かった点が推測できます。

2000年代以降はその様な住宅は殆ど見られなくなりましたが、未だに中古住宅には興味がない人の割合が高い点もあって、日本では中古住宅を取り巻く市場自体が未成熟です。

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