ファンダメンタルズ投資と不動産投資
言葉の意味は「経済の基礎的要因」という意味で、もともとは、「国際経済を安定させるために必要となる条件」のことであり、「各国の経済成長率・物価上昇率・国際収支などのマクロ的経済指標」のことです。
これを株式投資に当てはめれば、その銘柄の企業の「業績はいいのか?」「資産は持っているのか?」ということを見極めて、その銘柄に投資をしていく、ということですね。
一方で、これに対して「テクニカル投資」という言葉があります。
これはファンダメンタルズ分析とは異なり、その銘柄の企業の所有資産や業績は気にしません。
それよりも、今日はどの銘柄が上がりそうか?
株価のチャートを見て、どの銘柄が割安か?割高か?を判断し、そこに投資をしていくのがテクニカル投資です。
投資にはどちらの手法も存在するのですが、ファンタメンタルズ投資は「長期的視野」、そしてテクニカル分析による投資は「短期的視野」と言われています。
不動産投資はどちらか?と言えば、断然「ファンダメンタルズ」の投資です。
つまり、経済の基礎的要因を分析し、物価動向、人口動向などを考えながら、「長期的視野」で投資をしていくのです。
その意味では、実は割と簡単な投資であり、初心者でも方でも失敗する可能性が少ない投資である、とも言えます。
インフレ率の歴史などを考慮してみても、物件さえきちんと選んで投資をすることができさえすれば、負けることの方が難しい、という専門家の人もいらっしゃいます。
ただ、そこに、だんだんと(勉強をし過ぎて)「テクニカル投資」的な要素を入れていくから、自ら難しく考えるようになってしまうのです。
そして、「利回り」「築年数」「価格」など、全ての数字の理想値を追い求めるようになってしまい、自ら迷路にはまりこんでしまいます。
不動産投資で成功していくには、どちらかと言うと、短期的視野の「買い時」「売り時」ではなく、長期的視野で、一般的なビジネスの思考で考えることができれば十分です。
詳しいことは個別面談の場でお伝えさせていただきます。
ぜひ私までお問い合わせくださいませ。