マンション市場の価格上昇スパイラル
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
もう少しで皆様が待ちに待ったゴールデンウィークですね。
小旅行に行かれる方も多いかと思います。
日頃の疲れを癒してリフレッシュできるような休暇にしたいですよね。
さて、今回のブログでは、4月18日(金)の日経新聞の記事に
興味深い話が掲載されておりましたので、ご紹介したいと思います。
―リクルートホールディングス傘下のリクルートワークス研究所は17日、
2020年の東京オリンピック開催で、13~20年までに81万5千人の新規雇用が生まれるとの試算を発表した。建設業とサービス業が6割を占める。
最も人材需要が高まるのが建設業。競技施設や道路の整備のため、20年までの8年間で約33万人の人手が必要になる。
警備や通訳などのサービス業、飲食・宿泊業などでも新たな雇用が生まれ、この結果、失業率は1.2%改善するという。
ただいずれの業種もすでに人手不足に陥っている。
景気回復を背景に建設需要が高まり、コンクリートを流す枠を作る型枠工や鉄の棒を組み立てる鉄筋工などが不足。
現場の労働者の不足と資材価格の高騰で、建設コストは東日本大震災前から2~3割上がっている。―
建設業での人手不足はもう以前から言われておりますが、結局改善策は特段政府から出ていません。
外国人労働者をもっと受け入れようですとか、雇用期間の延長ですとか、長期的に改善していこう
というような策は議論されておりますが、今すぐの対応策は見えません。
建設業における人材不足とは、そう簡単に解消されるものではないのです。
ただ人を増やせばいいというものでもなくて、特殊な技術を要する職種が多いため、熟練工が求められていることも多々あります。
熟練工を急に増やすというのは難しい話ですよね。
つまり、今後2~3年の間に完成してくる新築マンションの価格は、建設コストの大幅な上昇分が転嫁され、相当な値上げが予想されます。
そして、中古マンションもその新築マンション市場の市況をみつつ、強気な価格が形成されてくるでしょう。
そうなると、マンション市場全体が上昇のスパイラルに入っていきます。
当社シノケンハーモニーでは、こういったマンション市場の動向を踏まえて、お客様に、いかに安全に資産を形成していって頂くかを分かりやすくご説明しているセミナーを毎週開催しております。
不動産投資を始めるのに最適なタイミングをお知りになりたい方は当社のセミナーへ是非どうぞ。