2014.04.25

失われた10年

皆さんこんにちは。
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

過去10年間、日本ではデフレが続き、とにかくコストを切り詰める一方でサービスや満足度を下げない、下げないどころか上げようとする努力を続けてきました。

その集大成というか、ピークになったのがまさに2014年3月末、消費税増税の直前で、ここからは増税やらインフレやらでクオリティは保ちつつも値段が上がっていく可能性があるわけですが、いずれにしてもこの価格でこの満足度というのは素晴らしいものがあります。

思えば過去10年、日本はデフレのお陰で様々なものが安く買えるようになりました。

100円均一、いわゆる100均ショップが爆発的に増えてほとんどの日用生活品は100円+税で
買えるようになりましたし、牛丼などのランチも300円出せば食べられます。

ユニクロに行けば大抵の衣類は安く手に入ります。
こんなに安く、良いものが手軽に手に入る国は、世界中を探してもなかなか見つからないのでは
ないでしょうか。

過去10年、デフレのせいで日本は不景気になり、多くの会社が倒産したり、働いている人はお給料が上がらないどころか下がったりしたわけですが、その反面デフレのお陰で安くて良い商品、安くて良いサービスを手に入れ享受できた側面を忘れてはならないでしょう。

今年、来年と続く消費税増税、そしてもっと長期的に進むかもしれないインフレの波を経験すれば、きっと後で振り返ってみてあんなに素晴らしい10年間はなかった。
あの10年間は「失われた10年」ではなく、「手に入らなかった満足度を与えてくれた10年」
だった、となるのかもしれません。

そんな中で私たちに出来ることは、デフレになろうとインフレになろうと、しっかりとした価値観をもってお金と付き合うことではないでしょうか。

デフレの時はお金を使うけれども、インフレになったらお金を使わない、と切り替えることは出来ません。
いつの時代だってお金は稼ぎ、使うものです。

そしていつの時代であっても投資や資産運用でお金を増やすチャンスもあれば、お金を失うリスクもあります。

きちんとお金と向き合って、お金を上手に使い、お金を上手に増やそうとする努力を続けて行きたいものですね。

そんなお金との向き合い方の方法の1つとして、弊社では多方面からのアドバイスをさせていただいております。
どうぞお気軽にお問い合わせください。