預金や退職金の運用方法
先日、数年後に退職をするのでその前に不動産投資を始めたい
というお客様とお会いさせて頂きました。
その方は上場されている大きな会社にお勤めで、
退職金も出ますが、将来に不安があるので不動産投資をしていきたいという事でした。
そこで退職金について少し調べてみました。
厚生労働省によれば、平成24年の定年退職による大卒平均退職金額は1,941万円との事です。
もし仮に1ヶ月間に10万円だけを退職金から切り崩したとしても、
約16年程で使い切ってしまう計算になります。
60歳まで生きた人の平均余命は男性が22.93年、女性が28.33年(厚生労働省調べ)なので、
何も考えずにに退職金を使って行くと途中で使い切ってしまうことになります。
その為、預金や退職金を運用したいというお考えの方が増えています。
運用と一口にいっても一体どのような方法があるのでしょうか?
運用の方法は大きく分けて3つのタイプに分かれると言われています。
1つ目は安定した運用利率の商品を活用し、安定的に運用する方法です。
代表する商品としまして、定期預金があります。
メリットとしては、使う時期、目的に応じて必要な金額が明確なお金を確実性を持って運用することができる点があります。
リスクとしては利率を固定にした場合は特に物価上昇や金利上昇局面で不利になる場合があります。
2つ目は元本が変動する商品を活用し、その運用益や分配金など得て行く運用方法です。
代表する商品としまして、株や投資信託があります。
メリットとしては、運用益が得られた場合、生活にゆとりを持たせる上乗せ資金ができる点があります。
リスクとしては運用状況によって運用益や分配金が得られず、最悪の場合元本を割り込む場合があります。
3つ目は将来お金を受け取れる仕組みを作っていく運用方法です。
代表する商品としまして、個人年金保険や不動産投資があります。
メリットとしまして、あらかじめ将来受け取れる仕組みを作ることで、
安心して計画的にお金を使うことができる点があります。
リスクとしましては、保証が付いていない商品で運用すると、
運用状況によっては元本割れが生じる場合があります。
それぞれメリット・リスクはありますが、
2はリスクが非常に高い為に退職が近づいてからの運用には向きません。
1については利率が高くない為に、これだけの運用だと不安が残ります。
その為、3のような将来的にお金を受け取れる仕組みを事前に作っていく
このような商品が人気となっております。
では、個人年金保険、不動産投資。どちらを取り組むのがいいのでしょうか?
こちらの二つの商品についてのメリット、リスクにつきましては、
弊社のセミナー等でご説明させて頂いております。
まずは弊社まで、お気軽にお問い合わせくださいませ。