今までと同じ金額では同じものが買えなくなる
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
早くも3月も終わりに近づいてきました。
春はもうすぐそこまで来ていますね。
さて、来週にはもう4月。
4月と言えば一般的には新年度ということであらゆる変化がありますね。
そこで近々の大きな変化と言えば
消費増税に関するものではないでしょうか。
身近なところでも明確に表れてくるというのが、今回ご紹介する記事になります。
2月27日の日経新聞に掲載されました
『コカコーラ缶130円に』の記事です。
これは自動販売機での価格設定のお話でありますが
「これまで120円で販売されていた物」が4月以降は
「130円に。実に10円の値上げ」をするといった内容です。
品目によっては容量を変化させたりして、割高感を打ち消す努力はされているようですが値上がりします。
現行消費税は5%でありまして増税後は8%です。
記事中にもありますようにポイント差は3%なのですが
実質値上げ分はそれ以上に加算されています。
そもそも増税分よりも値上げするということは
減価や流通など他のコストも増している点もあります。
昔、昭和から平成に差し掛かる頃でありますが
自動販売機で購入できる缶コーラなどは、ほとんどが100円の価格設定でした。
そこから消費税3%が加算された時期に
110円となったのはご記憶にあるかと思います。
100円だったものが3%の加算で110円になった時は理不尽さを感じたものですが
その流れは続き消費増税で5%に上がった頃には120円となっています。
そして今回8%で130円になります。
四半世紀前には1000円で缶コーラは10本買えたのに
現状では8本、4月以降は7本しか買えません。
この差額の広がりで単に便乗値上げかと感じるのではなく
これからを考えていくと大手一社が踏み切る事で他社もそれに続き
そこから他の物の値上げにも影響が出て、流れが広がるケースも想像できるかと思います。
全体の物価が上がってインフレ傾向となったらどうでしょう。
買物をすればするほど消費税がかかるのだから
使わずに取っておこう、と考えるのも早計です。
そうなってくるのも当たり前のことですが、
「今までと同じ金額では同じものが買えなくなる」
ので実質所持金額に変化がなくとも資産価値が目減りしているのと同じ状態になります。
それに加えて金融機関で得られる「利息」が物価上昇のペースに追い付かず
時間の経過と共に乖離する為に置いているだけであっても実質価値が減少していきます。
そこで注目されているのは「インフレ対策」です。
こういった準備は早ければ早いほうがよいのです。
では何から始めたらよいのかわからない、
そんな方には弊社セミナーをお薦めします。
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インフレ対策に限らず、他の有用な情報など
これまでまったく意識されてこなかった方々にもわかりやすく
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