2014.03.03

インフレになるとどうなる?

こんにちは。

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

今日はインフレについて書きたいと思います。

日経平均株価は下落を続け、ついに15,000円を割り込んでしまいました。
下落の要因は様々だと思いますが、原因の1つと言われているのが1月23日の南米アルゼンチンの通貨、アルゼンチン・ペソの暴落です。

ところで、この「アルゼンチン」という国の通貨の不安定さは今に始まったことではなく
以前から年率30%前後のインフレが恒常的に続いていたそうです。

年率30%のインフレと言うと、デフレ社会が長く続いた日本社会からするとちょっと想像しづらいですが、貯金しても毎年、30%ずつ目減りしてしまうということを指します。

100万円貯金しても・・・
翌年には70万円、
2年後には49万円。

という風に徐々に(価値が)目減りしてしまうのです。

したがって国民はお金を信用せず、貯金もあまりしなくなります。
給料を受け取ったら即、モノを買うことが一番の生活防衛につながるのです。

日経新聞1月26日付朝刊によれば、資産防衛のためにアルゼンチンでは「新車」が飛ぶように売れるのだそうです。

2003年には年間20万台足らずだった新車販売台数が、2013年には年間95万台と、年率二桁のスピードで売れています。
お金(現金)よりも、クルマの方が遥かに価値が下がりづらい、というわけです。

このような現象はアルゼンチンに限らず、通貨暴落が起きた国ではどこでも起こる可能性があるようです。

日本では現在、アベノミクスの元で「2年間で2%」というインフレ目標をかかげています。

インフレというのはいったん弾みがつくと止まらない可能性があるようで
実際には2%で止まらず、10%、20%と拡大していく可能性もあるとか。

そう考えると、私たちも「インフレ対策」を考えておいた方が良いかもしれません。
実際、日本で二桁を超えるインフレが起こると、どうなるのでしょうか?
現物資産を持つことでインフレ対策。不動産を持つことは正にそれ値します。

その状況になってからでは、間に合いません。
その状況になる前にどうするのかによって、未来が大きく変わってくるのです。

皆様の資本形成のパートナーとして、是非私どもをご活用ください。
皆様からのご相談を心よりお待ちしております。