社会保障に行き詰まり感
本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。
寒さが日増しに厳しくなってきてますね。
体調もそうですが路面の凍結による転倒や事故には
くれぐれもお気を付け下さい。
さて、近々のニュース記事に少し触れさせて頂きます。
日経新聞12月18日の日刊で掲載されておりました
「社会保障費31兆円」
の記事です。
来年度の予算案についてであります。
高齢化が進み年金や医療などに関わる社会保障費が過去最大となる見通しが出ました。
これまで30兆円を超えたことはなかったということですが
大きく上回り31兆円程度になるようです。
歳出が膨らみ、給付の抑制が後回しになっていることも
膨張が止まらない一因、とあります。
一般会計に対して社会保障費が3割を超えているという状態にまでせり上がってきています。
こうなると、どうやってやり繰りしていくかが心配ですね。
そこで同日の関連記事があります。
「国民年金保険料 滞納者に強制徴収」
の記事です。
国民年金を滞納している数、推計およそ14万人とあります。
対象者全員に財産の差押えにつながる督促を実施し、低迷する納付率の改善につなげる」とあります。
社会保障費の圧迫は以前から叫ばれていたのに今までやっていなかったのか、と率直に思ってしまいましたが
実際は人員不足で全体の0.2%程度しか実施できてなかったようです。
14年度から人員を拡充して対応する、とあるのでそこにまた予算かかるのかな、と一抹の不安もありますが、大事なことでしょうね。
今回は年収400万円以上の人を対象にする、というのも余計な手間がかかりそうで効率悪い気もしますがどうなんでしょうね。
さて、なぜ今回この記事をご紹介したのかというと
社会保障費に対して行き詰まり感が見えている現状をみなさんもご理解いただきたいと思うからです。
資金繰りがうまくいかない状況なので
いよいよ胡坐をかいているわけにはいかなくなったということです。
ということは我々の将来の危うさを、もう肌で感じられる時期になってきています。
いつまでも現行の社会保障制度1本で
長い将来設計を任せていられるとは考えにくい状況です。
となれば、自分の生活は自分で守らねばならなくなってきます。
現在の日本は長寿国であり、存命期間が長いのです。
長ければそれらに関する生活費などもろもろ出費は続きます。
それに資産の切り崩しを伴うと言われるのは長生きリスクです。
将来に対する不安は誰しもあります。もちろん私もそうです。
しかしそれに備えて何から手を付けたらいいのかわからない方も多いのではないでしょうか。
今から将来に向けて何をどう準備したらよいか
それらに対しての方向性がわかってくるだけでも長い人生が変わってきます。
私共がお手伝いできることは限定的ではありますが
ご資産を守るうえで堅実なノウハウは自信を持ってご提供できます。
将来に向けた資産形成の開始時期は早ければ早いほうがよいのです。
少しでもご関心、ご不安のある方は是非一度ご相談下さい。