2013.10.31

生活の基盤を脅かす「インフレ」

こんにちは。

一雨ごとに気温がグンと下がり、健康管理が難しくなるこの季節。
皆様体調を崩されないよう、お気をつけてお過ごしください。

秋といえば、読書の秋、芸術の秋、食欲の秋など、楽しいことが様々ありますが
私は、今年は特に、スポーツの秋を満喫しています。

といっても、私自身は極度の運動音痴なので、もっぱら観戦専門です(笑)

先日は、巨人vs広島のクライマックスシリーズ第3戦を観に行きました。

今年のCSは、巨人が3連勝のストレート勝ち!

初めて目の前で見た胴上げ。大きく両手を広げた原監督が宙に舞う姿には
見ているこちらも熱い想いがこみ上げてきました。

次は東北楽天との日本シリーズを観に行く予定ですが
もしも巨人が勝った場合、日本シリーズの連覇は、なんと40年ぶりだそうです!

Ⅴ9時代以来の栄光となりますので、野球好きなお父さん方の盛り上がりもひとしおなのではないでしょうか。

ちなみに、40年前の1973年というと、この年の10月…巨人の9連覇が決まったまさにその頃に
第4次中東戦争をきっかけに原油価格が上昇したことが原因で日本はオイルショックに陥り
高度経済成長が終焉を迎えた年になります。

前年からの地価急騰と、オイルショックが相まって
国内では一時的に急激なインフレーションが発生し、「狂乱物価」とまで言われました。

時代背景は異なりますが、現在も世界では急激で過剰なインフレ、「ハイパーインフレ」が起こっています。

近年で一番有名なジンバブエのハイパーインフレでは、年率2億3100万%という天文学的なインフレによって、紙幣が紙クズ同然となり
両手で抱えるほどの札束を持っても一食分のパンも買えないほどでした。

また、1980年代にハイパーインフレが起こったアルゼンチンでも、現在再び、通貨安・高インフレに見舞われています。

10月4日(金)の日経新聞の記事にもありましたが
アルゼンチンの保護主義的な経済運営や、政府が発表する経済統計への不信感が通貨の信認低下に繋がっているようです。

民間調査会社の発表では、物価上昇率は前年比25~30%となり、人々の衣食住という生活の基盤を直撃しています。

国民誰もが「アルゼンチンペソで資産を銀行に置いておきたくない」と考え
通貨価値の急落での資産の目減りに少しでも対処するために
不動産や自動車といった「現物資産」を購入する動きが急激に増えているそうです。

国や程度は違っても、現物資産がインフレヘッジになる、ということは、弊社のHPをご覧下さっている皆様はご理解頂けているかと思います。

諸外国と比較しても財政赤字の大きい日本の経済は危機的状況で
国が破たんしない為に、インフレを推し進めているようなものです。

現物資産であり、さらに運用中の家賃収入まで生み出す収益不動産経営は
インフレによって皆様の大切な資産を目減りさせないために、とても有効な手法と考えられます。

ぜひこの機会に、ご検討されてみてはいかがでしょうか。