2013.10.30

立地選び

みなさん、こんにちは。

私事ですが、先日、母の実家がある千葉県のとある町へ行ってきました。

3年ぶりにその町に行ったのですが、そこは以前よりも増して過疎化・住民の高齢化が進んでいて、特急停車駅なのですが、駅近くにあった唯一のスーパーマーケットも今年の9月で閉店していたという状況でした。

職業柄、ここにアパートを持っているオーナーさんは大変だなぁと考えつつ町を歩いていました。

そこでですが
不動産投資を始めようと思った時に皆様はどこに気をつけなくてはいけないかご存知ですか?

不動産投資を始める上で最も重要なポイントの一つに、どんな場所にどんなものを所有するのかという「物件選び」があります。

今回は「物件選び」の中でも「立地」選びについて書いていきたいと思います。

立地を選ぶ中で重要なのが、その場所に「需要」があるかどうかを見極めることです。

不動産投資を行う上で最も避けなければいけないリスクの一つとして「空室のリスク」があります。

不動産投資を取り組まれている方は「賃料収入を得たい」という考えで取り組まれている方が多いと思います。

その為、そもそも賃料収入が入ってこなければ不動産投資をやる意味がない、と考えるのが普通だと思います。

その空室のリスクを減らす為に重要なのが上記した「需要」なのです。

では、「需要」がある立地とはどういうところでしょうか?

それは学校や会社に通いやすいエリアと言えると思います。

日本経済新聞の記事によると理想の通勤時間の平均は24分で
自宅は会社から5駅は離したいということが書かれていました。
(『日本経済新聞2012年10月3日』)

こういった記事を見ますと賃貸需要の高いエリアは
学校や会社から30分弱圏内の場所という事が言えるのではないでしょうか。

では、企業や大学が最も集中しているエリアはどこでしょうか?

それは東京都の23区と言われています。

総務省の調査によりますと
東京の会社数(本社所在地)、従業者数共に東京が全国1位で全国の従業者数の約30%が東京で働いているそうです。

また大学が都心に回帰する動きも広がっています。

2013年4月に青山学院大学が相模原のキャンパスの文系7学部の1~2年生を青山キャンパスへ
2014年4月に実践女子大学が日野のキャンパスの2学部や短大の2学科などを渋谷にキャンパスを移すとのことです。
(『日本経済新聞2013年1月17日』)

このように東京都心部への需要がますます集中してきている事がわかります。

では、東京の都心部である23区内であればどこでもいいのでしょうか?

それは違います。

23区の中でも最寄りの駅から10分以上の物件は入居者がつきにくいという話をよく耳にします。

その理由は何でしょうか?

大きな理由の一つとしてインターネットの賃貸サイトで検索する際に10分以上の物件を除外して検索する人が多いからです。

駅から遠い物件は条件検索で入居希望者の目にすら触れない事が多いのです。

さて今回の「立地」についてまとめると
賃貸需要が高い東京23区内で駅から徒歩10件以内の物件がお奨めと言えるでしょう。

弊社ではその条件のデザイナーズ物件を取りそろえております。

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