金持ち老後、ビンボー老後
リスクと事例人生100年時代先日、お客様のご契約で、北海道に出張してまいりました。
東京は、10月に入っても日中はまだ蒸し暑い日もあったときですが
北海道の澄んだ空気はひんやりしており、とても心地よかったです。
出張途中に立ち寄った書店で、ふと、とある雑誌の特集が目に留まりました。
『PRESIDENT』(プレジデント社)の特集【金持ち老後、ビンボー老後】です。
金持ち○○、貧乏○○…どこかで見たようなタイトルですね…。
特集の中では、日本経済の局面がデフレからインフレに転じたことで
私たちの実生活にどのような影響があるかということや、
定年までにある程度の資産を築き「金持ちジイさん(本文中より)」になれる人と
残念ながら「貧乏ジイさん(同)」になってしまう人とでは
現役の間の行動や意識にどのような違いがあるのか等が比較されていて
興味深い記事ばかりでした。
その中に【「年40万円黒字」が3年で「年20万円赤字」に転落】という
何とも恐ろしい見出しのシミュレーションがあるのですが
みなさん、何の数字だと思われますか?
こちらは、物価上昇と消費税増税が、たった3年間の中で、私たちの家計に与える変化を試算したものです。
現在日本は安倍政権下において、年2%の物価目標を定め、政府と日銀が一体となり、目標達成に向けて様々な金融政策を行っています。
アベノミクスの必達課題であった、2014年4月からの消費税8%への増税も
先日ついに正式決定しました。
今後はさらに、2015年10月の10%への引き上げが検討されています。
特集中では、
【ご主人様の年収が700万円、専業主婦の奥様と子供2人】という
ごく一般的な家族での、年間収支をシミュレーションされております。
今後、アベノミクス効果によって物価が年2%ずつ上昇し
更に2015年10月に消費税が10%まで増税した場合
2013年から2016年のたった3年間で、家計の年間収支が40万円の黒字から20万円の赤字へと
約60万円も圧迫される可能性があるそうです。
たった3年間の変化ですので、これ以降も物価上昇が続いた場合、さらに収支は悪化します。
ただでさえ、将来の年金給付額の目減りが心配されており
老後資金の自助努力として最低3000万円程度の準備が必要だと言われている中で
家計の収支が圧迫すれば、コツコツと貯金をしていくことも難しくなってきます。
投資よりも貯金、というのがこれまでの日本人気質だったかと思いますが
これからは、早いうちから資産形成や老後に向けての運用をスタートさせていくことが必要なのではないでしょうか。
弊社では、今年に入ってからお問い合わせ数・成約件数ともに、非常に増えております。
マンション経営はインフレ対策や年金対策として、少額の自己資金からスタートすることも可能です。
当社にはファイナンシャルプランナーも在籍しておりますので
ご自身やご家族の将来プランに不安を感じられるお客様は
ぜひ一度お気軽にお問合せ下さい。