2013.09.03

25年後に老後を迎える方は今から対策を!

リスクと事例人生100年時代

年金「100年安心」は虚構?!

皆様こんにちは。

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

ようやく暑い夏も終わりに差し掛かって参りました。

早く涼しい秋のシーズンになってほしいと願っている方も多いことでしょう。

さて、今回のブログではちょっと涼しくなるような話題について書いてみたいと思います。

テーマは年金です。

8月21日 (水) の日経新聞朝刊に、次のような記事が掲載されておりました。

『年金「100年安心」は虚構 国民の危機感 喚起せよ』

国民が現在、最も不安に感じている年金分野では、年金財政の改善策となる支給開始年齢引き上げが議論されたものの、最終的には「直ちに具体的な見直しを行う環境になく、中長期的な課題」と、検討に着手することすら先送りした。
・・・・なんと医者自身が健康診断実施を拒否したのだ。
すなわち、年金財政の現状を評価することを避け、相変わらず「年金は100年安心」という虚構の上に立っている。
しかし、その根拠となる09年の財政検証はリーマン・ショック前の統計数値を用いており、運用利回りを今後4.1%もの高利回りに設定するという「粉飾」をしている。
しかもその後、日本経済は東日本大震災という大ショックに見舞われ、 ・・・・将来の安心が得られると国民に勘違いされないように注意する必要がある。 (原文まま)

上記は、社会保障国民会議の報告書について、社会保障論が専門の学習院大学教授が寄稿したコラムです。

要点は、年金制度はこのままでは維持不可能だというものです。

今回提案された改革案はどれも効果は小さいものばかりで、この記事の筆者の試算だと
このままいくと
2038年には厚生年金は破綻、2040年に国民年金も破綻となるようです。

数字で見ると結構先の話のように見えますが、たったの25年後の未来です。

老後の安心は自助努力で

このような年金破綻論は何人もの知識人たちが警鐘を鳴らしているので特段目新しいものではないと言われるかも知れません。

破綻するのが何年後かという点が遅かれ早かれといった違いがあるだけで、あくまでもこのままいくとという想定ですが、計算上破綻するのはほぼ間違いないと言えるのではないでしょうか。

仮に年金制度が破綻した場合、現在30代40代の方の老後の生活は誰が保障してくれるのでしょうか。
 
国の財政が危機的状況で、増税の議論が噴出している今の体制で
さらなる社会保障費増大に対応できるかというと、まず無理というのが実情でしょう。

となると、やはりこれも使い古されたフレーズではありますが
老後の安心は自助努力で何とかするしかない、ということになりそうです。

ただし、何とかすると言ってもハイリスク・ハイリターンの金融商品で一攫千金を狙うのはオススメ出来ません。

今現在の生活が危うくなってしまいかねません。

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そんなプランが求められていると思います。
 

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