2013.07.20

『景気回復の進捗状況』

川上から川下へお金が流れ始めた?!

皆さん、こんにちは。

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ブログをご覧いただきまして
ありがとうございます。

参院選を控え、激しい選挙戦が繰り広げられておりますが
参院選後、国会のねじれは解消されるのでしょうか。

また、景気動向が非常に気になる状況です。

最近では、参院選の結果を待つような様相を呈している金融市場ですが
年末から直近まで紆余曲折、乱高下を続けた株式市場において
運用を成功させ利益を上げた方々が、消費に動くニュースも見受けます。

不動産投資市場にも株式などにおける利益の再投資先として資金の流入が見られております。

先日、会社にほど近い居酒屋さんの店長さんとお話したところ
「凄く忙しい!」と言っておりました。

オフィス街になる為、週末の集客力は多少減るもののウイークデーは、連日満員御礼だとのこと。

特筆すべきは、少し前までは、皆無だった会社名で領収書を切ることが多くなっているということです。

徐々に川上から川下へお金が流れているという事でしょうか。

景気は「緩やかに回復しつつある」

実際に日本銀行は11日の金融政策決定会合で、2%の物価目標達成を目指して資金供給量(マネタリーベース)を年間60兆─70兆円増やす「異次元緩和」政策の継続を全員一致で決めました。

現行の資産買い入れ方針も継続する決定でした。

輸出や設備投資にみられる改善を受け、景気の現状判断を「緩やかに回復しつつある」に引き上げ、2011年1月以来、2年半ぶりに「回復」の表現が復活。

2015年度に物価上昇率が2%程度に達するとの見通しを維持した。

物価は、全国の消費者物価指数(生鮮食品除く、コアCPI)の前年比上昇率が足元でゼロ%まで回復しており、先行きも「プラスに転じていく」との見通しを示した。

予想物価上昇率は「上昇を示唆する指標がみられる」としている。

今回の会合では、4月に公表した「経済・物価情勢の展望」(展望リポート)の中間評価を行い、経済・物価の先行きは日銀シナリオと比べて「おおむね見通しに沿って推移する」と展望した。

日本銀行が2年程度で2%の物価安定目標の実現を目指す中で注目される2015年度のコアCPI見通しは、消費税率引き上げの影響を除いて前年比プラス1.9%となった。

6月に続いて木内登英委員が2%の物価目標をより緩やかに目指すよう提案したが、反対多数で否決された。

上記、木内登英委員の緩やかな物価目標の達成を2ヶ月連続で否決したところに
日本銀行の物価上昇2%を2年間で達成するという本気度が見える様に思えます。

政府や中央銀行が一丸となって推し進める景気回復ですが、皆さんはどの様に感じていますか。

金融商品で資産を増やしている方・減らしてしまった方
手取り賃金がなかなか増えない中での物価上昇にご不満の方
不動産を所有しており期待感に満ちている方
など、皆さんの状況により様々かと思います。

紙面や数字だけではなく、私達が実際に『回復』を早く実感できる事を期待したいと思います。