親が考える、ひきこもりの子供の資金計画
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ひきこもる中高年に資金計画
親子で困窮する前に対策定職に就かず家にひきこもる中高年が増えている。
その数は60万人超という推計もある。
就労を促すことなどは重要だが、一方で親の死後を見据えた「サバイバルプラン」を考えざるを得ない世帯も多い。
約30年、こうした世帯の相談に乗り、現在は専門家で組織する「働けない子どものお金を考える会」代表を務めるファイナンシャルプランナー(FP)、畠中雅子氏に現状や対策を聞いた。
――ひきこもりの子のサバイバルプランとは?
「働けない子が生涯を暮らせるだけの資金計画だ。親子とも経済的に困窮してしまうと、生活保護の受給などを考えることになるが、サバイバルプランはその段階に至る前の対策というイメージだ」
「様々なケースはあるが、親が80代、子が50代なら余命を考えると、住まいを確保し、公的制度も最大限活用したうえで、子が男性なら約2000万円、男性より平均寿命が長い女性なら約2500万円の工面が一つの目安になる」
――ひきこもりの子が生涯暮らせる計画があると、就労意欲をそぐのでは?
「子が今後、仕事をできる可能性が高い場合はそうした話もする。サバイバルプランは万一の備えだ。働けない場合でも暮らせる計画ができていれば、その後もし働けるようになれば、家計に余裕が生まれる」
「プランづくりがむしろ子の就労を促す例もある。親は我が子への期待が大きくなって『働くなら月収10万円ほど』などと話して、子が重圧を感じる」
――プランづくりの具体的な方法は?
「まず、住まいの確保だ。一定の広さがある持ち家なら売って、より小規模な家に移る。首都圏の戸建てを約5000万円で処分し、約2300万円の中古マンションに移った例がある。親の存命中は年金でできるだけやりくりし、自宅を売買した差額を温存して子が暮らすための貯蓄に上積みしている」
――ほかに注意点は?
「ひきこもりの子に兄弟姉妹がいて相続人が複数になる場合は相続について早めに話し合うこと。ひきこもりの子に財産を手厚く配分せざるを得ないケースが大半だが、お金の問題は家族だからこそ簡単にまとまらない恐れもある。時間をかけた調整が望ましい」
「親が80代、子が50代で生活に困窮する『8050問題』が注目されているが、相談の現場では親が90代、子が60代というケースも目につき始めた。親子とも高齢化が一定以上に進むと、取ることができる対策は限られる。早い段階でのプランづくりは大切だ」
2021年9月3日 日本経済新聞朝刊より
いかがでしたでしょうか?
このような資金計画や対策があったことはご存じでしたでしょうか。
ここで注目したいのは、現実的にこのような状況が起こっているということです。
やはり少子高齢化社会が今後も進んでいく中で、私たち世代の早い段階でのプランづくり
つまり資産形成で不動産投資などご自身のお給料プラスαで何か取り組んでいくことが
大切だと感じる記事と言えるのではないでしょうか。
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