2021.06.28

仮想通貨急落で、金相場再び脚光か

皆様こんにちは。

いつもシノケンハーモニーの不動産投資ニュースコラムをご覧いただきまして
ありがとうございます。

本日は、6月の日本経済新聞 と 三菱マテリアルGOLD PARKから下記の記事をご紹介させて頂きます。

インフレ懸念・仮想通貨急落で、金相場、再び輝き?

金相場の騰勢が鮮明になっている。

インフレ懸念の高まりで米実質金利が低下基調を強め、金利のつかない金の投資妙味が増したためだ。

「デジタルゴールド」といわれ、金の代替投資先とされてきた暗号資産(仮想通貨)の急落も金の見直しにつながっている。

国際指標となるニューヨーク市場の金先物は1トロイオンス1910ドル前後と約5カ月ぶりの高値圏で推移する。

3月の同1673ドルの直近底値から反発すると急伸、5月下旬に1900ドルに乗せた。

金相場は、米長期金利から市場が予想する将来のインフレ率(期待インフレ率)を引いた実質金利と逆相関性が強い。

実質金利のマイナスはお金の価値の実質的な目減りを示し、実物資産である金の価値が相対的に高まる。

インフレのヘッジ(回避)手段として金の投資需要も大きくなる。

米物価連動債から算出される10年後の期待インフレ率は5月上旬に2.5%台と約8年ぶりの高水準をつけた。

いまは2.4%台で推移する。

年初以降、米長期金利、期待インフレ率とも上昇基調だったが、4月以降は長期金利が頭打ちとなり実質金利が低下。

金相場の上昇につながった。

2020年に金が最高値をつけた際は、新型コロナウイルス禍に伴う米国の金融緩和で長期金利が下がり、実質金利が低下した影響が大きかった。

同じ金相場高でも今年と昨年で背景は異なる。

「車の購入にビットコインを使用するのを一時停止した」。

米テスラ創業者イーロン・マスク氏の発言や、中国当局の規制強化の姿勢でビットコインなど仮想通貨が急落したことも金相場が騰勢を強めた要因だ。

ビットコインは4月の高値から1カ月で半値となった。

「インフレヘッジ手段として金と同様に期待されていた仮想通貨が疑念を抱かれた」(日本貴金属マーケット協会の池水雄一氏)ことが、金の見直しにつながったようだ。

1~3月に94億ドル(約1兆円)と、四半期としては13年以来の流出額を記録した金上場投資信託(ETF)は5月以降流入に転じた。

仮想通貨の投資商品が年初来初めて資金流出となった時期と符合している。

「ビットコイン急落がリスクオフを醸成し、安全資産とされる金買いも誘発した」(マーケットアナリストの豊島逸夫氏)

金の上昇は続くか。

「財政出動による米国の財政赤字拡大が意識されると金は2000ドル台をうかがうようになる」(豊島氏)との見方がある。

一方、野村証券の小清水直和氏は「米雇用の回復などで今年後半に向けてインフレ期待が高まる」とみる。

「米連邦準備理事会(FRB)が(金融緩和に積極的な)ハト派姿勢を弱めれば名目金利が期待インフレ率以上に上がり、実質金利のマイナス幅が縮む」と金相場に逆風となる可能性を指摘する。

いかがでしたでしょうか。

今後、金 2000ドルになるか否かは、物価上昇が抑えられるのか
或いはFRBでも制御不能なインフレになるのか、ここの見極めが重要になってくるようです。

言い方を換えれば、FRBを信じられる人は金価格が上がらずと読む。

対してFRBを信じられない人は「無国籍通貨=金を買う」ということでしょう。

さて、OECDの世界経済見通しが発表され、日本だけが経済予測を下方修正されました。

そもそもコロナ前から消費増税で日本経済は痛んでいたので
その上にコロナ禍となり、更にワクチン接種も周回遅れとなっているわけで
下方修正されても文句は言えないですね。

経済成長率そのものも日本は2%台で
群を抜いて低い水準に低迷しています。

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