2020.10.06

コロナ禍でも収入を得られた不動産賃貸需要

リスクと事例不動産投資のノウハウ
皆様こんにちは。

本日もシノケンハーモニーの不動産投資ニュースコラムをご覧いただきまして
ありがとうございます。

大変興味深い記事を見つけましたので、ご紹介させていただきます。

帝国ホテル 財務に厚み コロナでも耐久力、不動産賃貸が下支え

帝国ホテルが新型コロナウイルスへの耐久力をみせている。

訪日客需要や宴会需要が蒸発するなか、不動産賃貸が業績を下支えしている。

豊富な手元資金を抱え、コロナ時代を見据えた次の投資も緩めていない。

「宿泊の客室稼働率は20%以下程度。未曽有の状だ」徳丸淳代表取締役常務はこう話す。

旅行需要の減少で、2020年4~9月期の連結最終損益は同期間として過去最大の77億円の赤字となったもよう。

宿泊客の約半分を占めた訪日客需要の落ち込みが響いた。

それでも19年末比の株価は約5%の下落にとどまる。

ホテルを抱える藤田観光が4割強、ロイヤルホテルや京都ホテルが2割弱下落したのと比べて下落幅は小さい。

背景には財務の厚みがある。

6月末時点で現金と有価証券を合わせた手元資金は363億円を確保しており、手元資金が月商の何倍かを示す手元流動性比率は20年3月期時点で約9倍。

ロイヤルホテル(0.8倍)や藤田観光(0.6倍、19年12月期)と比べて高い。

財務を下支えするのが、セグメント利益の4割弱を占める不動産賃貸事業。

1983年にオフィスが入居するインペリアルタワー(現在の帝国ホテルタワー)を建設し、ホテル事業との2本柱で経営してきた。

コロナ禍が直撃した20年4~6月期の賃貸事業の営業利益は前年同期とほぼ横ばいの5億円強を確保した。

賃貸事業が生む安定的な利益を財務の厚みにつなげてきた。

自己資本比率は70%台で推移し、20年3月期末は76.2%に上昇した。

不動産賃貸が稼ぐキャッシュはホテルの修繕や人材確保にも回り、ホテルの競争力を高める源泉になっている。

本拠地の東京・日比谷の外でも稼ぐ次の戦略も打ち出している。

ホテルのお土産などを販売する電子商取引(EC)サイトは緊急事態宣言下で需要が急増。

20年4~6月の売り上げは前年同期比で約4倍に伸びた。

コロナ禍でも新たな稼ぎ方を生み出せるのか、市場は注視している。

2020年10月3日 日本経済新聞 電子版より一部引用

いかがでしたでしょうか。

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