2020.08.13

お金の供給は増え、一方でモノはそれほど増えない。つまりインフレに傾く。

リスクと事例
皆様、こんにちは。

いつもシノケンハーモニーの不動産投資ニュースコラムをご覧いただきまして
ありがとうございます。

本日は2020年8月11日(火)の日経新聞電子版から
気になるニュースをお伝えします。

インフレは突然発生 金や株が「逃げ道」に

――コロナとインフレリスクの関係をどう読みますか。

「今は通貨システムそのものの大きな転換点ととらえている。
2000年代後半の金融危機以降、各国政府や中央銀行が価値を裏付けるソブリン通貨に対する信認は揺らいでいた。
コロナによる世界的な大規模な財政支出がその流れを一気に加速させた」

「構造はシンプルだ。
お金の供給は増え、一方でモノはそれほど増えない。
両者のバランスでモノの価値が上がり、お金の価値は下がる。つまりインフレに傾く」

――現在はむしろディスインフレ気味です。どうインフレへ転換するのでしょうか。

「インフレは不連続な変化だ。
ある日突然、物価は跳ね上がる。
戦前の日本でも1937年の日中戦争や41年の対米開戦の後も、物価は大きく上がっていなかった」

「だが、米軍が記録している闇物資の価格は1943年から爆発的に上がりはじめた。
モノが不足して、軍まで闇市場で調達を始めたためだ。
わずか1年半で物価は10倍になった」

「つまり敗戦というショックで物価が跳ね上がったのではなく、その前からインフレは起きていた。これは示唆的だ。
コロナや各国の保護主義的な動きで、国際貿易にはブレーキがかかっている。
輸入品不足によって品目によって局地的に価格上昇が起きる素地はすでにできている」

2020年8月11日(火)の日経新聞電子版

通常のロジックで考えた場合、この先、インフレになっていくことは
多くの分析レポート、識者たちの発言、金融の最前線にいる方々によって、予測されています。

特に上記の平山さんの発言の中で興味深いのは

・実は戦後の「終戦」という状況の中で、ハイパーインフレまたは準ハイパーインフレが起きたのではなく、その前から既にインフレが起きていた

という点と、もう1つは

・それまでは緩やかな凪の状態であったにも関わらず、ある日、突如として、物価が跳ね上がる。

という点です。

そしてインフレは不連続な変化であり、直線的・予測可能な動きではない
ということを伝えています。

インフレにはいくつかの種類があるわけですが
今後は、かなり高い確率で、「資産インフレ」になっていく可能性が高い。

その時に、分散をしてしておいて面白いは株式と金、ということを挙げる人が多いですが
実は株式も、金融緩和によるマネーが流れ込み、今の相場を作り上げているだけで
どこかのタイミングでお金がすっぽりと抜けた時に
ハシゴを外された後に、高いところから落下する、という危険性を指摘している投資家の方もいます。

そこでオルタナティブ投資として

1.実物資産であり
2.他人資本(借入)で投資ができる唯一の投資であり
3.インフレが来ると、資産が反比例して増えていく

という不動産投資が注目されているわけです。

現在、これ以上の詳しい内容は、個別面談でしかお伝えできませんが
ご関心のある方は是非お問合せください。

無料のオンライン面談、実施中です。

>>>オンライン面談申し込みはこちらから