2020.06.15

【東京都の人口、1400万人を突破 コロナ禍でも一極集中】を考える

リスクと事例不動産投資の市況注目エリア
皆様こんにちは。

いつもシノケンハーモニーの不動産投資ニュースコラムをご覧いただきまして
ありがとうございます。

本日は2020年6月10日(水)の日経新聞のニュースを取り上げさせて頂きます

東京都の5月1日時点で推計した人口が初めて1400万人を突破したことが明らかになった。

企業や大学が集まり、賃金も比較的高い東京で就職や進学を希望する若年層の流入が要因とみられる。

新型コロナウイルスの感染拡大が続いた時期にもかかわらず、人口の東京一極集中に歯止めがかからない状況が改めて裏付けられた。都が11日午後に発表する。

(後略)

2020年6月10日(水)の日経新聞

最後の2行が重要ポイントですね。

新型コロナウィルス感染拡大が続いた時期にも関わらず
人口の東京一極集中に歯止めがかからない状況が改めて裏付けされた

との2行です。

徐々に世の中ではテレワークの流れも同時並行的に進んできてはいますが
だからと言って、東京の一極集中が崩れる、という仮説は時期尚早ですね。

また、テレワークの弊害、やテレワーク疲れ、という現象も徐々に出てくることでしょう。

それに、新型コロナウィルスの脅威を克服した後には
選択と集中を遂げている企業は有利なのは明らかですからね。

わざわざ、上場企業が地方に本社を移転するのか?そのコストは?
また、移動や出張のコストは?いや、テレワークで、移動や出張がいらないために、それは関係ない?

などなど、色々な意見や仮説が飛び交っていますが
世の中のイノベーションや新商品というのは、現状の意識外、盲点から出てくるものです。

我々は、今後、人口減少が進めば進むほど
また新型コロナウィルスが流行し、実体経済にダメージが起これば起こるほど
最終的には、東京への一極集中、という流れは加速する、と思っています。

IターンやUターンを希望する若年層も多い、という記事も出てきてはいますが
これをもって、確定的な未来を予測するのではなく、一過性としては
そのような現状もある、という程度です。

東京の魅力、東京で働くことの意味、東京の給料水準、などなど
東京で働くことの意味というのは今回のコロナの影響で揺らぐようなものではありません。

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