2020.03.16

イデコはすべての会社員が入れるようにする

リスクと事例人生100年時代
皆様、こんにちは。

如何お過ごしでしょうか。

いつもシノケンハーモニーの不動産投資ニュースコラムをご覧いただき
ありがとうございます。

今回、年金の改革法案についての記載がございましたのでご紹介させて頂きます。

公的年金、75歳から受け取り可能に 改革法案を閣議決定

◎働く高齢者の年金制度を見直す

政府は3日、年金制度の改革法案を閣議決定した。

高齢者の就業を促進するため、75歳から年金を受け取り始めると毎月の年金額が増える仕組みに見直す。

個人型確定拠出年金(イデコ)など私的年金に長く加入できるようにする改革も盛り込んだ。

少子高齢化や長寿化に対応した年金制度に改める狙いがある。

国民年金法などの改正案は、全国民が加入する公的年金制度と個人が任意で入る私的年金制度の2つの見直しが柱だ。

政府は今国会での法案成立を目指す。

改正法は一部を除いて2022年4月の施行を予定する。

公的年金制度は働く高齢者の増加を踏まえ、年金を受け取る仕組みを変える。

現状、60~70歳の間で選ぶ年金の受給開始年齢を60~75歳に広げる。

受け取り開始年齢を1カ月遅らせるごとに年間の受給額は0.7%増える。

75歳まで遅らせると終身で年84%増になる。

働く高齢者に年金の一部を減らす「在職老齢年金」も同時に見直す。

60~64歳の場合、現行では賃金と年金の合計額が月28万円を超えると年金が減るが、この基準を月47万円に引き上げる。

働くほど年金が減る仕組みが高齢期の就業意欲を阻害しているとの指摘があるためだ。

厚生年金保険料を納める支え手も増やす。

今は厚生年金に加入するには「従業員501人以上の企業」、「労働時間は週20時間以上」、「賃金は月8.8万円以上」という条件を満たす必要がある。

従業数の基準を見直し、22年10月からは「101人以上」、24年10月からは「51人以上」と中小企業で働くパートに対象を広げる。

厚生労働省の試算では新たに65万人が厚生年金に加入できるようになる見通しだ。

◎イデコはすべての会社員が入れるようにする

私的年金制度の改革では、個人型確定拠出年金(イデコ)を見直す。

企業型確定拠出年金に加入する会社員であっても20歳以上であれば全員がイデコに入れるようにする。

加入できる年齢も60歳未満から最長で65歳未満まで伸ばす。

イデコは税制優遇がある年金制度で、老後資産を若いうちから積み立てることを後押しする。

厚労省は昨夏に公表した公的年金の財政見通し(財政検証)で、経済が順調に推移しても将来の給付水準が現在より2割弱低下するとの結果を示した。

長寿化で年金をもらえる期間が延びる一方で、少子化で保険料を納める支え手が減っているためだ。

ただ、今回の改革法案には年金抑制の強化策など抜本的な見直しは見送った。

2020/3/3 日経新聞より抜粋~

いかがでしたでしょうか?

年金の受給額開始年齢については度重なる年金改革により年々伸びておりますが
今回75歳から受取可能となるようです。

少子高齢化により年金受給額の縮小が騒がれる中、高齢者の雇用を促進し
年金の受給時期を後ろに引き伸ばしをしているのです。

従来のように60歳で定年を迎えて、まとまった退職金を受け取り、年金給付も手厚く
退職後もゆとりある老後の暮らしを送れた時代のモデルは崩れ落ち、これからは、生涯働いて
労働収入を得る必要がありそうですね。

仕事が好きで働く事は良いことですが、働かないと生活が出来ないという事態は避けたいですよね。

そんな中、国はイデコを将来の資金源としておすすめしており
今回の改革法案では、イデコはすべての会社員が入れるようにすると記載があります。

これは、老後に対して何かしらする必要があるという国のメッセージとも捉えられます。

超低金利時代の中でなかなか老後の資産を増やしていく事が難しい昨今ですが
自己資金0円~始められ現状の家計に負担をかけずに老後対策が出来る
不動産投資が大変注目を浴びております。

当社では、不動産投資セミナーや個別相談会を通じて、ファイナンシャルプランナーなど専門知識を有するアドバイザーが有益な情報を発信させて頂いております。

皆様のポートフォリオに中にも不動産を取り入れてみてはいかがでしょうか。
ご興味がある方は、是非ご参加くださいませ。

皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。